2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPの初日に行われたふたつのセッションで、レッドブルのドライバーはいずれも上位につけた。フリー走行1回目ではマックス・フェルスタッペンがトップタイムを叩き出し、2回目のフリー走行ではチームメイトのセルジオ・ペレスがトップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)からわずか1000分の6秒差の2番手となった。
まだ初日なので、この結果だけでレッドブルが完全に復活したとは言えないが、オーストリアGP後に入り込んでしまった長いトンネルからは、少しだけ抜け出しそうな予感がする初日の走りだった。
フェルスタッペン、バイザーの問題で苦労も「競争力は向上」とポジティブ。初日2番手ペレスは「予選でトップを狙う」
フリー走行2回目を6番手で終えたフェルスタッペンはも次のように語る。
「全体的には、いい1日だったと思う。多くのことを学んだし、あとは試したことを整理するだけだ。今週末はこれまでより競争力があると思うので、ポジティブだ。イタリアGP後にファクトリーで懸命な作業が行われ、それが今回のポジティブな結果に現れている。もう少しバランスを調整する必要があるけど、今週末はこれまでよりも競争力を高められると確信している」
フェルスタッペンが語ったように、レッドブルはイタリアGP後に、ファクトリーで走行データを詳細に分析した。クリスチャン・ホーナー代表は、こう明かす。
「モンツァでの週末は間違いなく我々にとって厳しい結果だった。でも、どんなネガティブな状況からもポジティブなものは生まれるということを忘れてはならない。厳しいレースだったにも関わらず、最後まで走り切ったふたりのドライバーが持ち帰った走行データがそれだった。あの週末のネガティブな状況のおかげで、我々は以前から抱えていたマシンの重要な問題点を明らかにすることができた。そして、バクーに向けて明確な方向性を示した。すぐさまドライバーがシミュレーターに乗ってエンジニアとともに多くの時間を費やし、あらゆる部署がアゼルバイジャンGPに向けて全力で準備を行った」
そのマシンに乗って、初日2番手につけたペレスは次のように語ってチームの努力を讃えた。
「クルマのセットアップの方向性は正しいし、ようやく少しずつまとまりつつある。まだ先は長いけれど、アゼルバイジャンGPではここまでのところは有望だ。FP1からFP2にかけていいステップを踏むことができたし、間違いなくいい1日だった。ここからさらに積み上げていくためのいいベースができたと思う。あとはここからさらに進歩できるかどうかだ。そうすれば、明日は確実に上位争いに加わることができるだろう」
ファクトリーの開発陣の努力が報われることを祈りたい。
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