スーパーGTのGT300クラスに参戦するBMW M Team Studieが、2024年シーズンの参戦体制を発表。BMWワークスドライバーを含めた3人体制でシーズンを戦うことを明らかにした。
アジア初のBMWモータースポーツの公認チームとして、日本のスーパーGTを戦っているTeam Studie。最近ではベテランの荒聖治に加え、BMWのファクトリードライバーを起用してシーズンを戦っている。
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M4 GT3投入2年目となった昨シーズンは、荒と柳田真孝に、BMWワークスドライバーのブルーノ・スペングラーを加えた布陣で、優勝1回と2位1回を記録して一時はタイトル争いにも絡んだ。シリーズランキングでは、全戦エントリーした荒がランキング6位に入った。
そして2024年シーズンに向けては、参戦体制の発表が遅れていた。例年は1月の東京オートサロンでの発表が恒例となっていたが、今年のオートサロンでは発表されず。チーム代表兼監督の鈴木康昭氏は同月、自身のブログの中で、近年の参戦コスト高騰もあって体制が固まっていないとして、さらなる支援を呼びかけていた。
そして公式テストまであと2週間と迫った中で、ついにTeam Studieの参戦体制が発表された。ドライバーは荒とスペングラーが継続参戦となるが、スペングラーはサードドライバーに。セカンドドライバーには、昨年のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・スプリントカップでM4 GT3を駆り、ゴールドカップのチャンピオンとなったニクラス・クルッテンが起用されることとなった。
その他の体制は、車両がM4 GT3、タイヤメーカーはミシュランと変わらず。監督とチーム代表は“BOB”こと鈴木氏、チーフエンジニアは高根裕一郎エンジニアというスタッフ体制も継続される。一方で車両カラーリングは刷新され、緑と黒の迷彩柄にも似た幾何学模様がベースとなる。
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