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4月4日は四輪駆動の日! 200万円台の4WDモデルSUV5選

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4月4日は四輪駆動の日! 200万円台の4WDモデルSUV5選

■4月4日は四輪駆動の日! 200万円台の4WD車を紹介

 4月4日は「四輪駆動の日」です。これはメルセデス・ベンツ日本が、4輪駆動車の世界共通の呼び名である“4×4(フォー・バイ・フォー)”を由来として、4月4日を四輪駆動の日として日本記念日協会に申請し、認定されたものです。

スバルも認めた? 新型フォレスターは見た目変わらないが中身の変化は凄い!

 1903年に4WD(全輪駆動)システムを世界で初めて開発し、1907年に4WD乗用車の実用化に成功したメルセデス・ベンツらしい記念日ですが、現在のメルセデス・ベンツの4WD車は価格的に正直敷居が高いものです。

 そこで、200万円台の手が届きやすい4WD車を5台ピックアップして紹介します。

●スズキ「エスクード」

 クロスカントリー車の機能を持ちながらも市街地や高速道路での快適性も持ったSUVの先駆けとして、1988年にデビューしたスズキ「エスクード」も、モデルチェンジを繰り返し現行モデルで4代目となっています。

 2015年の発売時には、1.6リッター4気筒自然吸気エンジンを搭載していましたが、2017年に最高出力136馬力を発揮する1.4リッター4気筒ターボエンジン搭載車が追加され、2018年のマイナーチェンジで1.4リッターターボのみのラインナップになっています。

 エスクードに搭載されている新世代四輪制御システム「ALL GRIP(オールグリップ)」は、アクセルセンサー・操舵角センサー・車速センサーなど、各種センサーからの情報をもとに車両の走行状態をトータルに監視して挙動変化を予測。車両が不安定になる前に対処するという「フィードフォワード制御」を行なうことで、さまざまな路面状況でも優れた走行性能を実現しています。

 1.4リッターターボ+ワイドレシオ6速ATの組み合わせで、WLTCモード16.0km/Lと4WD車として比較的低燃費に。普段の使い勝手も最小回転半径5.2mで市街地でもアウトドアでも運転し易いことや、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」も搭載されて265万8960円(消費税込、以下同様)の価格も魅力です。

●三菱「アウトランダー」

 ミドルサイズSUVの三菱「アウトランダー」は2005年に初代がデビューし、現行モデルの2代目は2012年に発売されました。また、2013年にはプラグインハイブリッドの「アウトランダーPHEV」も加わり、好調なセールスを記録しています。

 パワートレーンはガソリン車で最高出力169馬力の2.4リッター4気筒エンジンを搭載。4WDシステムは、走行中でもプッシュ式のドライブモードセレクターで、燃費のよい「4WDエコ」、あらゆる走行環境に対応できる「4WDオート」、より力強い駆動力が得られる「4WDロック」の3つのモードが切り替え可能です。

 トランスミッションは、エンジン回転と車速の上昇が連動して優れた加速フィーリングを実現したワイドレシオの「INVECS-III」スポーツモードCVTを搭載。

 メーカーオプションですが四輪の駆動力、制動力の制御を軸とした車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を装備することも可能です。

 アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー」、エンジン、エアコン、4WDを一括して省エネ制御する「ECOモード」により、燃費はJC08モードで14.6km/L。

 最小回転半径は5.3mですので、市街地での使い勝手も良く、ベーシックグレードの「24M」なら価格は294万840円となっています。

●スバル「フォレスター」

 1997年にデビューしたクロスオーバーSUVのスバル「フォレスター」は代を重ね、現行モデルは2018年に発売された5代目となっています。

 WLTCモード13.2km/Lの燃費を実現しながら最高出力184馬力とパワフルな2.5リッター4気筒直噴DOHCエンジンと、7速マニュアルモードを持つCVT「リニアトロニック」を搭載。

 4WDシステムは路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分する「アクティブトルクスプリット式AWD」で、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールします。

 また、悪路からのスムーズな脱出を実現する「X-MODE」も、「SNOW・DIRT」/「DEEP SNOW・MUD」とふたつのモードに切り替えが可能に。

 ほかにも、高速道路でアクセル・ブレーキ・ハンドル操作を自動的に制御することで、運転負荷を大幅に軽減する先進機能「ツーリングアシスト」を全グレードに搭載。

 スタンダードモデルの「Touring」の価格は280万8000円、ルーフレールを装備しガンメタリック塗装のアルミホイールでアクティブさを際立たせた「X-BREAK」は291万6000円となっています。

■発売から10年、SUV販売台数1位を獲得した人気車も200万円台

●日産「エクストレイル」

「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」として2000年にデビューした日産「エクストレイル」は、発売翌年から2010年までの10年間、連続で日本国内のSUV乗用車販売台数第1位となるほどの人気を誇りました。

 現在の3代目は2013年に登場し、2018年の「SUV 4WD車販売台数」でも1位となっています。

 エンジンは全グレード共通で、最高出力147馬力の2リッター4気筒エンジンを搭載。これに41馬力のモーターを加えたハイブリッド車もラインナップしています。

 トランスミッションは、ステップ変速制御で不必要なエンジン回転数の上昇を回避させる「エクストロニックCVT」を、こちらも全車共通で搭載し、エコな変速プログラムとなる「ECOモード」も備えています。

 4WDシステムはセンターデフを持たない一般的なスタンバイ式を2代目から継続採用していますが、エンジンとブレーキの制御を行ない、起伏のある路面走行時に姿勢変化や振動を抑制する「アクティブライドコントロール」や、コーナリングやブレーキング時にエンジンブレーキを付加させることでブレーキペダルの操作負担を軽減する「アクティブエンジンブレーキ」の先進技術を採用しています。

 エクストレイル4WDモデルの燃費はJC08モードで16.0km/L(20S)で、価格は、「20X(3列シート)」293万1120円、「20X(2列シート)」285万8760円、「20S(2列シート)」243万7560円です。

●三菱「デリカD:5」

 三菱「デリカD:5」は、本格的なオフロード走行できる唯一無二のミニバンとして2007年に登場しました。アウトドア派のファミリー層から絶大な支持を得て、月別では三菱のクルマ(登録車)でトップセラーになることもあります。

 フロントフェイスを大きく変え、2019年2月に発売されたディーゼルエンジン搭載車が話題になりがちですが、比較的リーズナブルなガソリン車も従来のフロントフェイスで継続販売しています。

 このガソリンエンジンは吸・排気バルブともにMIVEC(連続可変バルブタイミング)の採用で、優れた動力性能とクリーン性能を両立した最高出力170馬力の2.4リッター4気筒で、JC08モード燃費は10.6km/Lです。

 4WDシステムはデリカD:5ならではの走行性能を実現するために、三菱独自のAWC(All Wheel Control)思想を導入し、4輪の駆動力をバランスよく最大限に発揮。

 路面状況や走行条件に応じて、前後に駆動力を適切に配分する「4WDオート」、強力な駆動力が得られる「4WDロック」、燃費のよい「2WD」の3つのモードをダイヤル式のドライブモードセレクターで、走行中でも簡単に切り替えることができます。

 価格はガソリン車の「M-Limited package」なら、4WDモデルでも289万6560円で販売中です。

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