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次世代ランボルギーニの旗艦スポーツカーは13種類のドライビングモードが選択可能

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次世代ランボルギーニの旗艦スポーツカーは13種類のドライビングモードが選択可能

 伊ランボルギーニは2023年3月22日(現地時間)、LB744のコードで開発を進めている、アヴェンタドールの後継を担う次世代フラックシップスポーツのドライビングエクスペリエンスの概要を発表。合わせて、メーターディスプレイの画像を公開した。

 LB744は、ミッドシップ配置の6.5リットルV12自然吸気エンジンに、8速DCT組込の1基を含む3基の電気モーター、軽量・高出力のリチウムイオン電池で構成するランボルギーニ初のプラグインハイブリッドシステムの搭載や、フルカーボンファーバーの新型モノコック構造「monofuselage」の概要をすでに発表している。そして今回、新開発の専用ドライビングモードによる走行性能の特性や、モード別におけるメーター表示の実例を披露した。

次世代ランボルギーニの旗艦スポーツカーは新設計のフルカーボンモノコック構造を採用

 新しいプラグインハイブリッドのパワートレインや電動トルクベクタリングおよびLDVI 2.0予測システムの採用により、LB744は電動モーターのサポートの最大化や、ゼロエミッション4WDを含む新しいドライビングモードの導入が可能となる。具体的には、Recharge(リチャージ)、Hybrid(ハイブリッド)、Performance(パフォーマンス)という3種類のドライビングモードを採用。さらに統合制御システムとして、都心での日常的なドライブ用に設計したCittà(シティの意)、ダイナミックなドライブや長距離走行に最適なStrada(ストラーダ)、運転する楽しさとレスポンスのよさを兼ね備えたエキサイティングなドライビングを提供するSport(スポーツ)、LB744のダイナミクス性能をトラックで際立たせるためにセッティングしたCorsa(コルサ)という4種類のモードを設定し、EVモードを含めて計13種類のドライビングエクスペリエンスの提供を実現した。モードの切り替えは、新デザインのステアリングホイール上に配した2つのロータースイッチで実施する。

 各統合制御システムの特徴を紹介していこう。Cittàは電気モードでの排出規制区域指定の歴史的市街地内などでの運転が可能で、サスペンションシステムやトラクションコントロール、トランスミッションは快適性を重視し、エアロダイナミクスのドラッグを低減する。また、最高出力は180hpに制限して燃費の向上を図る。次いでStradaは、高い快適性とスポーティさを融合し、最高出力は886hpまでに制限。V12エンジンは常にアクティブな状態で、いつでもバッテリーの再充電ができる。さらに、フロントのe-axleはトルクベクタリングをサポートし、アクティブエアロダイナミクスは高速走行する際にも最高レベルの安定性を提供する。一方でSportは、ハイブリッドシステムにサポートされたエンジンが作動し、最高出力は907hpを発生。V12ならではの最高に感動的なエンジン音も楽しめる。最高水準のレスポンスで応えるトランスミッションや、走りの歓びを高めるサスペンションとエアロダイナミクスのセッティングなども同モードの訴求点だ。そしてCorsaは、Performanceモードでパワートレイン性能のピークとなる最高出力1015hpを発生。ハイブリッドシステムのコントロールは、e-axleの効果(トルクベクタリングおよび全輪駆動)を最大限に活用できるように調整される。エレクトロニックスタビリティコントロール(ESC)を無効化して、アクティブコントロールを使用せずに最大限の出力を体験することも可能。さらに、左側のローターの中心にあるボタンを押して有効化するローンチコントロール機能を使って、フルパワーでスタンディングスタートを切ることもできる。

 なお、ランボルギーニはLB744のワールドプレミアを現地時間3月29日PM7時(日本時間3月30日AM2時)に実施すると予告している。

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モーサイ

みんなのコメント

1件
  • 自分が買えないからって猛烈に嫉妬し、ランボルギーニに対する誹謗中傷を繰り返し、
    途中から怖くなって全部消したものの、全て保存済みで後の祭り

    貧乏人の妬みって凄いね。

    https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/98dc4066b8502c94bb71da418217c9afaa34c95f/comment/#cmtMod_anchor
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