モーターの力でターボラグ解消
メルセデスAMG SLに、F1から直接導入したターボチャージャー技術を搭載するエントリーモデル「SL 43」が追加された。
【画像】メルセデスの象徴【新型SLをAMG GTと写真で比較】 全94枚
後輪駆動のSL 43は、2.0L 4気筒ターボチャージャー付きガソリンエンジンを搭載し、最高出力380ps、最大トルク49kg-mを発生する。また、48Vベルト駆動スターター/ジェネレーターにより、12psのパワーアップが図られている。
SL 43には、「エレクトリック・エグゾースト・ガス・ターボチャージャー(EEGT)」が標準装備されている。メルセデスによると、これは量産車として世界初だという。
メルセデスAMGのF1マシンに採用されているシステムと同じで、ターボチャージャーのシャフトに厚さ4cmの電気モーターを追加する。ターボチャージャーを直接駆動することで、「アイドリングからエンジン回転の全領域にわたって、レスポンスを大幅に向上させる」とされている。
SL 43では、加速とアクセル入力を最適化し、よりダイナミックなドライビング・エクスペリエンスを提供するとのこと。また、ドライバーがアクセルから足を離してもブースト圧を維持する。
このシステムにより、0-100km/h加速は4.9秒、最高速度は275km/hに達する。トランスミッションは、9速のAMGスピードシフト・マルチクラッチを採用。
F1マシンの技術を市販車へ
メルセデスのチーフ・テクニカル・オフィサーであるヨッヘン・ヘルマンは、次のように述べている。
「エレクトリック・エグゾースト・ガス・ターボチャージャーは、F1技術を市販車開発に活かす素晴らしい一例です」
「また、メルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズの社員が持つ豊富な経験も活用することができました。この技術により敏捷性が向上し、運転の楽しさが増すと同時に、駆動システムの効率も向上します」
SL 43はエクステリアデザインが若干変更されており、丸みを帯びた前後のエプロンが特徴的だ。19インチのアルミホイールが標準装備されているが、オプションで20インチまたは21インチに交換することも可能。
インテリアでは、MBUXインフォテインメント・システム、各種運転支援システム、合成皮革シート、アルミニウムとカーボンのアクセントを施したグロスブラックトリムなどが装備されている。
SL 43の価格はまだ明らかにされていないが、最高出力475psのV8エンジン搭載のSL 55 4マティック+、最高出力585psのSL 63 4マティック+の下に位置するエントリーモデルとなる。
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みんなのコメント
6発廃止という情報があるけど。