新しいエントリーレベルの電気自動車プロジェクト
text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
【画像】VW e-Up!、ルノー・ゾエ、日産リーフ、ヒュンダイ・コナ・エレクトリック【ライバル比較】 全37枚
フォルクスワーゲンが、セアトに代わり、グループの新しいエントリーレベルの電気自動車プロジェクトの開発を、担当することが明らかになった。
VW e-Up!、セアトMiiエレクトリック、シュコダ・シティゴーe iVの、後継モデルを開発するために立ち上げられたこのプロジェクトは、現在、VWの直接の管理下に置かれると予想されている。
この移行により、より大型のMEBプラットフォームのエンジニアリングの経験と規模の大きな予算を、活用することが可能となる。
MEBプラットフォームは、VW ID.3、セアト・エルボーン、シュコダ・エンヤックなど、VWグループによって計画された、幅広いEVモデルに採用されている。
オートモーティブニュース・ヨーロッパは、セアトの公式声明を引用して、今回の移行は「ブランド、生産システム、およびマーケットに関する、VWグループのグローバル戦略改訂の一環として決定された」と報じている。
MEBエントリー・プロジェクト
MEBエントリーという名前で知られるこのプロジェクトは、VWグループの新たな中国のパートナーであるJAC(江淮汽車)とセアトが、共同で開発してきた。
セアトの元CEOルカ・デメオのルノーへの移籍や、VWグループの中国事業の再編など、最近の変化により、プロジェクトの開発計画が変更されることとなった。
JACとVWの合弁企業である「江淮大衆汽車有限公司」では、電気自動車の開発がすでに進められている。
中国市場向けのブランド「Sol」のモデル「e20x」は、JAAC iEV7Sをベースとしており、116psのモーターを搭載し、300kmの航続距離を達成する。
2021年に中国市場への参入を計画していたセアトの、合弁パートナーとして、JACが選ばれていたものの、VWグループの新しい中国向けブランド「ジェッタ」の導入成功により、セアトの計画が延期されている。
VWがエントリーレベルの電気自動車プロジェクトの開発で、JACとの協力を継続するかどうかは、まだわかっていない。
VWグループのスポークスマンは、MEBエントリー・プロジェクトの担当変更は「セアトの中国マーケットへの参入延期が関係している」と述べている。
「セアトが、JACとの協力関係を継続する意味がなくなったためです」と付け加えた。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
「永遠に有料…?」 とっくに無料化されている“はず”の道路たち なぜまだお金とるの?
中古車バブル崩壊……その時あなたは何を買う!? 絶版国産[スポーツカー]ほしいランキング
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?