現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 勝手に「ディーラーオプション大賞」決定! アウトドア用純正オプションが欲しくて思わず新車購入したくなるクルマとは?

ここから本文です

勝手に「ディーラーオプション大賞」決定! アウトドア用純正オプションが欲しくて思わず新車購入したくなるクルマとは?

掲載 2
勝手に「ディーラーオプション大賞」決定! アウトドア用純正オプションが欲しくて思わず新車購入したくなるクルマとは?

昭和の時代は純正オプションがほとんどなかった

 筆者のような昭和の時代からカーライフを楽しんでいた者にとって、当時のクルマを買ったあとの楽しみのひとつがカスタマイズだった。しかし、新車の装備類が今ほど充実しておらず(エアコンなどなくクーラーをオプション装備していた)、純正アクセサリーもごく少数だったのである。

懐かしの昭和「ハイソカー」ブームに大流行した「ヒカリモノ」アイテム! なぜ車内をイルミネーションした?

 カスタマイズするにはカーショップに出かけるか、カーアクセサリーを一堂に集めた本を買って、そこから選び、売っている店を探し、買うしかなかったのである。いすゞ117クーペ、ピアッツアを乗り継いだときも、まずはフェンダーミラーをドアミラーに付け替えることから始まったような時代だった。

 だが、今は違う。新車の装備類が劇的に充実し、機能装備がこれ以上望めないぐらい標準装備されている新車もある。それでも、より自分好みの1台に仕上げるための装備の追加やカスタマイズは、クルマ好きならずとも、大きな楽しみではないか。

 自動車メーカーはひと通りの装備を、標準、メーカーオプションとして用意しつつも、さらにかつてない規模の純正アクセサリー、ディーラーオプションまで揃えている。車種によってはそのクルマのキャラクターに合わせた、新車同時開発ならではのフィット感が約束された純正アクセサリーを数多く用意。もはや、昭和の時代とは違い、アフターマーケットの用品などいらないのでは? と思わせてくれるほどだ。

 ここでは、そんな純正アクセサリー、ディーラーオプションが超充実したクルマを、とくにアウトドアや車中泊目線で紹介したい。

さまざまなアレンジが可能な「トヨタ・シエンタ」

 まずは発売されたばかりのトヨタ・シエンタだ。OUTDOOR、FAMILY、FRIENDLYという3つのカテゴリーを中心に、ドレスアップ派のためにはモデリスタのエクステリアパーツがトータルコーディネイトされ、もちろんミニバンとしての機能性、実用性を高めるインテリアアイテムも豊富に用意されている。

 だが、ここであえて取り上げたいのは、シエンタの2列シート仕様で実現するアウトドア、車中泊に対応するアイテムたちだ。それにはバックドアネット、バックドアラック、ラゲージLED(照明)、ラゲージウッドデッキ(木目調)から、ジャストサイズのエアスリープマット、室内カーテン、ユーティリティフック、ラゲージトレイなどが揃っている。

 残念ながら、タープ類は純正アクセサリーカタログに見つけることはできないものの、純正アクセサリーだけでアウトドア仕様、車中泊仕様にカスタマイズすることが可能。つまり、新車と同時に注文すれば、納車直後からアウトドア仕様の新型シエンタとして稼働できるというわけだ。

クラシックカーの雰囲気も味わえる「ダイハツ・ムーヴキャンバス」

 出たばかりの新型車では、ダイハツのムーヴキャンバスもまた、純正アクセサリーがものすごく充実した1台だ。車両本体も今回は2トーンカラーのストライプスとモノトーンのセオリーというキャラクター分けがなされているが、さらにアナザースタイルとして、リラックススタイル、エレガントスタイル、ビタースタイルの3種類のアナザースタイルを純正アクセサリーで実現している。

 ムーヴキャンバスは往年のVWバスをモチーフにした、タントとムーブの中間的車高を持つ両側スライドドアのハイトワゴン。クラシックタイプのルーフキャリア(ホワイトとブラックの2色)を装着しただけで渋く、アウトドアテイストを加速させる佇まいになる。なんだかミニ風の顔になるフロントパック(フロントエンブレムガーニッシュ)を装着すれば、顔つきの印象が一変。クルマの高級感さえますほどだったりする(ホイールもクラシックミニ御用達のミニライトが用意されている)。

 ボディサイドをよりクラシックなイメージに変えられるフューエルリッドガーニッシュ(3色)は先代ユーザーにも大好評だったドレスアップアイテムのひとつ。リラックススタイルに似合う、ホワイトのミニライトホイールも、ストライプスボディの足元をスタイリッシュに仕上げてくれる決め手になるはずだ。新型ムーヴキャンバスの純正アクセサリーカタログは、ムーヴキャンバスの世界観を大きく広げてくれるファッション誌のようでもある。

愛犬向けアイテムも豊富な「ホンダ・フリード/フリード+」

 シエンタとともにアウトドアシーン、車中泊を盛り上げてくれるのが、ホンダ・フリード、そして2列シート仕様のフリード+だ。

 内外装のドレスアップパーツ、ユーティリティアイテムの用意はもちろん、アウトドアシーン、車中泊に対応するマルチボード、ユーティリティフック、ルーフラック(室内側)、スライドレールシステム/クロスバー、プライバシーシェード(全周カーテン)、車内を簡単にベッドルームに変身させられるラゲッジクッションマット(W約123×L約180×H約3cm)、車体後部をマイルームにし、着替えなども行えるテールゲートカーテン(というか簡易テント)などまで揃っているのである。

 これは軽キャンのベース車両としても重宝されているN-VANも同様だ。さらにホンダ車の場合、愛犬家のための純正アクセサリーとしてHonda DOGシリーズまで揃っているのだから、もう完璧。アフターマーケットのアイテムいらず(!?)なのである。ほとんどが車種専用品のため、ジャストサイズ、かつ保証付きで手に入るところも大きな魅力となる。

車中泊もテレワークもOKなアレンジが魅力の「スズキ・スペーシアベース」

 最後に紹介するのは、2022年8月に発売されたばかりのスズキ・スペーシアベース。4ナンバーの商用車でありながら、N-VANよりもさらに一般ユーザー、というか、アウトドアや車中泊に向けたユーティリティカーである。

 内外装のドレスアップ、ユーティリティアイテムはもちろん、カーテン&タープキット、プライバシーシェード(貼り付け式カーテン)、車内のフルフラットアレンジ時に、フロア面をよりフラットにして寝心地のいいベッド化を実現するリラックスクッション。そしてブランケットクッション、AC100V/100Wパワープラグ、さらに車外の電源(オートキャンプ場の電源供給設備など)と接続してAC100V/1500Wまでの電源を車内にスマートに取り込める外部電源ユニット(4万8950円)まで用意したのである。

 これはもう、秀逸なシートアレンジ性とともに、アウトドア、車中泊に使って下さい!! と宣言しているようなものである。結果、スペーシアベースはアウトドアや車中泊だけでなく、移動できるテレワーク用のマイオフィスとしても大活躍してくれることになる。そんなスペーシアベースに「純正アクセサリー、ディーラーオプション大賞」を授与したいぐらいである。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

新東名「最後の区間」どこまでできた? 過去最大規模の「トンネル湧水」発生も…どんどん造ってます!
新東名「最後の区間」どこまでできた? 過去最大規模の「トンネル湧水」発生も…どんどん造ってます!
乗りものニュース
70年代の“GTカー”が令和に復活!? 限定100台のミツオカ「M55ゼロエディション」ついに登場
70年代の“GTカー”が令和に復活!? 限定100台のミツオカ「M55ゼロエディション」ついに登場
VAGUE
オーナーは桐島ローランドさん 葉山町にオープンした新スポット『Felicity Cafe』とは
オーナーは桐島ローランドさん 葉山町にオープンした新スポット『Felicity Cafe』とは
バイクのニュース
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
くるまのニュース
新スタイルの洗車場、個室ブースで心置きなく洗車が可能…土曜ニュースランキング
新スタイルの洗車場、個室ブースで心置きなく洗車が可能…土曜ニュースランキング
レスポンス
マンホールの”大打撃”から1年……今度こそフロントロウからラスベガス決勝に挑むサインツJr.、混戦を予想「分からないことが多すぎる」
マンホールの”大打撃”から1年……今度こそフロントロウからラスベガス決勝に挑むサインツJr.、混戦を予想「分からないことが多すぎる」
motorsport.com 日本版
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
ベストカーWeb
「六本木のカローラ」を乗り継ぎ4台目!…BMW「3シリーズ」が自宅ガレージにあるのが普通という親子の現在の「E30」の経歴が凄かった!!
「六本木のカローラ」を乗り継ぎ4台目!…BMW「3シリーズ」が自宅ガレージにあるのが普通という親子の現在の「E30」の経歴が凄かった!!
Auto Messe Web
【クシタニ】による「クシタニの防寒グッズまとめ」!これで寒さを乗り切れる!
【クシタニ】による「クシタニの防寒グッズまとめ」!これで寒さを乗り切れる!
モーサイ
【写真蔵】「Jeep」ブランド初の100%電気自動車は、レネゲードよりもコンパクトな「アベンジャー」
【写真蔵】「Jeep」ブランド初の100%電気自動車は、レネゲードよりもコンパクトな「アベンジャー」
Webモーターマガジン
今季最悪の路面が今季最高のスペクタクルを生む? F1ラスベガスGP、タイヤの“グレイニング”を抑えることが鍵に
今季最悪の路面が今季最高のスペクタクルを生む? F1ラスベガスGP、タイヤの“グレイニング”を抑えることが鍵に
motorsport.com 日本版
東京都に住むEVオーナーは注目!  最新設備の「アウディ・チャージング・ハブ 紀尾井町」の150kWh超急速充電を30分無料開放
東京都に住むEVオーナーは注目!  最新設備の「アウディ・チャージング・ハブ 紀尾井町」の150kWh超急速充電を30分無料開放
THE EV TIMES
「公道で操れんわw」「1.6億で仰天」超弩級のシューティングブレーク『ROCKET GTS』にSNSも熱視線
「公道で操れんわw」「1.6億で仰天」超弩級のシューティングブレーク『ROCKET GTS』にSNSも熱視線
レスポンス
新しいF1レースディレクター、ドライバーたちは好印象「これまでで最高のドライバーズブリーフィングだった」
新しいF1レースディレクター、ドライバーたちは好印象「これまでで最高のドライバーズブリーフィングだった」
motorsport.com 日本版
ノリス2番手「ロングラン・パフォーマンスの悪さに衝撃を受けた」マクラーレン/F1第22戦木曜
ノリス2番手「ロングラン・パフォーマンスの悪さに衝撃を受けた」マクラーレン/F1第22戦木曜
AUTOSPORT web
ダイハツの「“2階建て”軽トラ!?」登場! 4人乗れて4人乗れる! “広々”内装の「ステージ21 リゾートデュオ バンビーノJr」所有のインフルエンサー「さおりんご」さんに直撃!
ダイハツの「“2階建て”軽トラ!?」登場! 4人乗れて4人乗れる! “広々”内装の「ステージ21 リゾートデュオ バンビーノJr」所有のインフルエンサー「さおりんご」さんに直撃!
くるまのニュース
足が長くてシートがもっと高い! BMW Motorrad「R 1300 GS・GSスポーツ」は不慣れなライダーでも楽しめる?
足が長くてシートがもっと高い! BMW Motorrad「R 1300 GS・GSスポーツ」は不慣れなライダーでも楽しめる?
バイクのニュース
初日最速のハミルトン「なぜトップに立てたのか分からない」メルセデス/F1第22戦
初日最速のハミルトン「なぜトップに立てたのか分からない」メルセデス/F1第22戦
AUTOSPORT web

みんなのコメント

2件
  • モトコンポみたいにさ、トランクにピッタリ収まる二輪車出してよ。
    今の技術なら電動バイクや電動キックボードでもできるっしょ。
    EVにオプション設定してクルマと一緒に充電。
    出先での遊びが広がる。
  • 昔で言えば、白アザラシのぬいぐるみが欲しくて、スプリンターマリノを購入した。ってことだよね!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村