■えっ…ホンダ「シティ」や日産「シルフィ」ってまだ売ってたの? 世界で人気の日本車
日本メーカーのクルマは世界の様々な国や地域で販売されており、販売台数ランキングの上位を占めています。
また一方でかつて日本で販売されていたモデルやその名を使ったモデルも展開されています。
とくにホンダはアジアを中心に新型「シティ」を相次いで投入する他、日産も「シルフィ」を各地で投入していますが、どのようなものがあるのでしょうか。
【画像】「えっ…めちゃカッコイイ…」これがホンダ新型「シティ」の姿です(55枚)
2022年、世界で最も売れたクルマはトヨタ「RAV4」でした。
2位以降も日本車が多くランクインしているなか、7位の日産「シルフィ/セントラ」は日本で販売されていないモデルです。
一方で2022年に日本で最も多く売れたクルマはホンダ「N-BOX」でした。
その販売台数は20万2197台におよびますが、同年の日本の新車販売台数は約420万台であるため、そのうちのおよそ5%弱をN-BOXが占めていることになります。
一方、海外に目を向けると、N-BOXよりもはるかに多くの販売台数を記録している日本車も多く存在します。
調査会社のJATO Dynamicsによれば、2022年に世界で最も多く販売されたモデルは前述のRAV4でした。
その販売台数は約101万6000台と、N-BOXのおよそ5倍以上です。
同年の日本のRAV4の販売台数はおよそ3万台であったことを考えると、その大部分が海外で販売されていることがわかります。
2位はトヨタ「カローラ(セダン)」で約99万2000台、3位には米テスラの「モデルY」(約74万7000台)がランクイン。
4位にはホンダ「CR-V」(約73万3000台)、5位にはトヨタ「カムリ」(約67万3000台)と続きます。
さらに、6位にトヨタ「ハイラックス」(約63万2000台)、7位に日産「シルフィ/セントラ」(約56万6000台)、8位にトヨタ「カローラクロス」(約53万台)がランクインしておりトップ10のほとんどを日本車が占めています。
これらのモデルは、世界最大市場である中国、そしてその次に続く北米市場での販売が大部分を占めています。
ここにランクインしたモデルだけで、日本の新車販売台数全体を優に上回ると考えると、この2つの市場がいかに巨大であるかがうかがえます。
■日本では終了も…海外で活躍するシティやシルフィとは
ランクインしたモデルのうち、特に中国市場で圧倒的な人気を誇っているのが7位のシルフィです。
北米市場などでは「セントラ」の名称で販売されているシルフィですが、その大部分は中国で販売されており、2022年の中国の新車販売台数ランキングでは、トップにわずかな差となる2位にランクインしています。
コンパクトなFFセダンであるシルフィは、2021年に中国市場では初となる「e-POWER」が搭載されたほか、2023年3月にはマイナーチェンジが行われ、さらにスタイリッシュな雰囲気へと進化しています。
先代シルフィは日本でも販売されていましたが、2021年をもって販売終了。国内で長い歴史を持つモデルであっただけに、多くのファンが名残を惜しみました。
また、このランキングには入っていないものの、ホンダ「シティ」も日本国外では高い人気を誇る1台です。
コンパクトなハッチバックとして1981年に登場したシティは、1995年をもって日本での販売を終了。
1996年からはおもに東南アジアをターゲットとしたモデルへと生まれ変わり、7代目となった現在でもそのコンセプトは変わっていません。
4代目と6代目は、それぞれ「フィットアリア」と「グレイス」の名称で日本でも販売されていたものの、その販売状況はかんばしくありませんでした。
2019年に発売された7代目は、4ドアセダンに加えて5ドアハッチバックも追加され、往年のシティの面影を感じさせます。
さらに、2020年には「e:HEV」を搭載したハイブリッド車も設定されたほか、ガソリン車/ハイブリッド車とともに、最上級グレードにはスポーティな「RS」が設定されています。
直近では2023年8月10日にホンダのマレーシア法人がコンパクトセダンの新型「シティ」を発売しました。
シルフィもシティも、日本のユーザーには馴染みの深いモデルです。
さまざまな事情から日本での販売は終了してしまいましたが、どちらも海の向こうで以前と変わらぬ輝きを放っているようです。
※ ※ ※
ここで紹介したモデル以外にも、海外にはなつかしい名前を持つ日本車が多く存在します。
たとえば、トヨタ「レビン」やホンダ「インテグラ」、「エリシオン」といったなつかしい名前のクルマが中国や北米で現在も販売されています。
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可哀想な、くるまのニュースw