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マニア必見!! 意外と目立てる「爬虫類なクルマ」を探してみた件

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マニア必見!! 意外と目立てる「爬虫類なクルマ」を探してみた件

フェチにはたまらない唯一無二なオーラ “ブサカワ”なクルマたち5選

クルマで目立つならば、カスタマイズが最短の近道。しかし、なかにはカスタム費用を予算を捻出できず、ドレスアップ誌を片手にため息をつく日々……。そんな時はノーマルでも個性的に映るクルマはいかがでしょうか。目立てるクルマといえば旧車やスーパーカーを想像しますが、前者は維持する自信ないし、後者はそもそも買う金がない。

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そこで、オススメなのがマニア心をくすぐる「爬虫類なクルマ」たち。イジらなくても個性的でパンチ力のある5車種を探してみました。

【ムルティプラ】

まるで子供を背負ったようなナマズというか、なんともキュートな目元が印象的。この特徴的なヘッドライトは、グリル脇がロービーム、ウインドウ下がハイビームという構成で、正面から見ればフォグランプを含めたキュートな6つの目元がアナタを虜にするでしょう。



でも、こんなに可愛くつぶらな瞳の持ち主なのに、世界ではデザインが酷いクルマとしても有名。後期型になって角目ヘッドライトに変更され、前期型の面影がなくなったのは残念で堪りません。

【オロチ】

デザインは、日本神話の”ヤマタノオロチ”をモチーフ。「このクルマは、如何なる獲物も喰い破る(以下略)」という、ぶっ飛んだキャッチコピーのとおり、まさに大蛇のような恐ろしい顔つきは一度見たら忘れることはないハズ。夜間に幼児が見れば泣いてしまうでしょう。

この『オロチ』を手がけたのは、パイクカー製作でも知られる自動車メーカー「光岡自動車」。 1000万円という高額車の割に、エンジンはトヨタ製の233馬力と控えめ。とはいえ、エクステリアからは価格以上のインパクトが与えられますよ。

【オリジン】

ナマズの髭のようなフロントグリル。全幅イッパイに配置した目元はシュモクザメといいますか、初代クラウンをモチーフとしたクラシカルなフェイスが印象的。 登場は21世紀になってから。小型セダン「プログレ」をベースに1000台限定で販売されたのがトヨタ『オリジン』なのです。

価格はプログレの2倍以上、当時のセルシオよりも高額な700万円。熟練したスタッフによって手間暇かけて作られた希少車なのですが、過走行ならば200万円以下で買えちゃいます(2017年8月現在)。

【シトロエン DS】

1955年の誕生から改良を繰り返し、20年もフランスを代表とするクルマとして大活躍。 エイを彷彿とするフェイスとカブトガニのようなボディフォルムを融合したような、いまみても先進的なデザインですよね。油圧によるハイドロを使った足回りは、独特の乗り心地だったと聞いてます。

全幅1.8m/全長4.8mというボディサイズも当時としては超ビッグ。しかもフランス車ですよ!! なにかと維持が大変そうなクルマですが、この異色なデザインにはリアルにゾクゾクとさせられます。

【ロディウス】

カブトガニのようなフェイス(爬虫類にこじつけるのが精一杯…)は別として、どう考えても全体のフォルムに違和感アリアリな珍車。 「サンヨン」という韓国メーカーのクルマですが、フロントはSUV、ホイールベース間はミニバン、そしてリアは霊柩車…。このチグハグなデザインは、英国の某自動車番組でも酷評されましたね。まるで突然変異したような”爬虫類”車は、フェチにはたまらないかもしれませんが、残念ながら日本で購入はできませんので悪しからず。

これらの”ブサカワ”なクルマたち。「美人は3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」なんて名言があるとおり、長年付き合うと意外と愛着が湧くかもしれません。

ところで、貴方にとっての”ブサカワ”なクルマはなんでしょうか。

なお、これまで紹介した車のなかには故障などでムダな出費になる可能性もあります。飼育にお金のかかる爬虫類もいるわけで、慎重に選んでくださいませ。

(レポート:ちんサブ)

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