■トヨタ新型「ゴツ顔商用車」実車展示
トヨタは、「名古屋モビリティショー2023」で、IMVシリーズの新型モデル「IMV 0(アイエムブイ ゼロ)」を実車展示しました。
【画像】めちゃカッコイイ! トヨタ新型「IMV0」を画像で見る(30枚以上)
このクルマは、タイでは新型ハイラックスチャンプとして2023年11月27日に受注が始まりましたが、どのようなモデルなのでしょうか。
IMVシリーズは、当時アジア本部長で現会長の豊田章男氏が指揮を執り、アジアの人々とともにアジアの経済に貢献したいとの想いを込めて、現地のエンジニアとともに「現地現物」で開発されたモデルを指します。具体的にはMPVの「イノーバ」やSUVの「フォーチュナー」などが該当します。
新型IMV 0は、IMVシリーズのなかで、真に手に入りやすく、ユーザーのニーズに寄り添うIMVピックアップトラックを作るという原点に立ち返り、現地のエンジニアが中心となって、ユーザーのライフスタイルを徹底的に調査した結果を元に開発されたモデルです。
タイだけでなく今回のように日本をはじめ様々な市場でも公開されていますが、タイでは「ハイラックス チャンプ」の名称で販売されるようです。
エクステリアは、角張ったタフなデザイン。インテリアは、商用モデルとして割り切ったシンプルなデザインです。
ボディはショートホイールベースとロングホイールベースの2種類。ボディサイズは、ロングホイールベースモデル(デッキあり)が全長5300mm×全幅1785mm×全高1735mmで、ホイールベースは3085mm。ショートホイールベース(デッキあり)が全長4970mm×全幅1785mm×全高1735mmで、ホイールベースは2750mmです。
エンジンは、最高出力139馬力の2.0リッター直列4気筒エンジンと最高出力166馬力の2.7リッター直列4気筒エンジンに加え、最高出力150馬力の2.4リッター直列4気筒ディーゼルエンジンを用意。組み合わせるトランスミッションは、2.0リッターエンジンは5速MTのみ、2.7リッターエンジンは6速ATのみ、2.4リッターディーゼルエンジンは5速MTと6速ATです。
名古屋で展示されたモデルは、荷台にはてなマークのボックスが載せられており、様々な用途に対応する拡張性と汎用性を表現しています。
※ ※ ※
現在のところ、タイで受注が開始されたのみで、日本での販売については不明ですが、SNSなどでは「MTあるとかイイ」「こういうのでいいんだよ欲しい」「日本導入お願いします」など、意欲的な声が上がっています。
日本でも展示されたモデルなだけに、今後の展開が気になるところです。
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