スポーツモデルのWRXを筆頭に、ハッチバックのインプレッサやワゴンのレヴォーグ、そしてSUVのクロストレックやレガシィ・アウトバック、そしてフォレスターなど、AWDモデルを多くラインナップしているスバルが、その性能を体感することを目的とし、雪国への試乗イベントを実施した。車両はフォレスターもしくはレガシィ・アウトバックで、行き先は北東北、南東北、上越、北陸の4方面から選ぶことが可能。我が編集部はその中からレガシィ・アウトバックで北陸を目指すことにした。果たしてどんな雪道性能を披露してくれたのか?
スバルならではの雪道での卓越した走行性能を存分に体感
【国産旧車再発見】ジウジアーロが描く、1度見たら忘れられない端正かつ複雑なボディライン『いすゞ117クーペ』
スバルのSUVで、冬季のリアルワールドにおける総合雪国性能を体感するという目的で行なわれたのが今回の試乗イベントだ。レガシィ・アウトバックで目指したのは世界遺産にも登録されている白川郷。まずは都内を出発し中央高速で松本方面へ向かう。
早速最新の運転支援システムであるアイサイトXを試したが、先行車の追尾とステアリングアシストの制御が滑らかになっており、Rがややきついコーナーでは設定速度したから自動的に減速し、スムーズに走れるように制御してくれる。また、料金所で先行車がいない場合でも、手前でETCゲートを安全に通過できる速度まで減速したり、車線変更もアシストしてくれるなど、大幅に進化しているのが驚きだった。
【画像22枚】スバル・レガシィ・アウトバックで雪国へドライブしたフォトギャラリーはコチラ
長野道の安曇野ICまで200kmほど高速を走ったあとは、一般道で高山方面へ。ややタイトなワインディング路を登っていくにつれ、メーター内に表示される外気温は徐々に下がり、ついにマイナス表示に。途中、上高地への入り口を過ぎたあたりでは、シャリシャリと音がするシャーベット路面が現れ始めた。
このコンディションは轍ができやすく、ステアリングを取られやすいのだが、アウトバックは多少深い轍でも問題なくグイグイと走り抜けていく。
その後、標高が上がるにつれ外気温はますます下がっていき、ところどころ凍結している部分も見え始めてきた。こうした場合、突然グリップを失って車両の姿勢が不安定になることもあるため、注意深く走行しなければならないが、アウトバックはさほど挙動を乱すことなく通過することが可能だった。
これには路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分するアクティブトルクスプリットAWDの効果が発揮されているのだろう。もちろん圧雪路での安定感も良く、まさにスバルの総合雪国性能の高さを体感することができた。
今回の試乗でやや残念だったのは、目的地の白川郷で壮大な雪景色が見られなかったこと。世界遺産にも登録されている合掌造りの集落が深い雪で覆われている光景は、ぜひとも目に焼き付けておきたかったが、これはまた別の機会に期待したい。
【Specification】スバル・レガシィ・アウトバック・リミテッドEX
■全長×全幅×全高=4870×1875×1675mm
■ホイールベース=2745mm
■トレッド(F:R)=1570/1600mm
■車両重量=1690kg
■エンジン種類=直4DOHC16V+ターボ
■排気量=1795cc
■最高出力=177ps(130kW)/5200-5600rpm
■最大トルク=300Nm(30.6kg-m)/1600-3600rpm
■燃料タンク容量=63L(レギュラー)
■トランスミッション=CVT
■燃費(WLTC)=13.0km/L
■サスペンション(F:R)=ストラット:Wウィッシュボーン
■ブレーキ(F:R)=Vディスク:Vディスク
■タイヤサイズ(F&R)=205/60R16(6.0J)
■車両本体価格(税込)=4,290,000円
■公式サイト https://www.subaru.jp/legacy/outback/
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
トヨタ『ランドクルーザー』リコール…ドライブシャフト不良、走行不可能になる恐れ
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?