この記事をまとめると
■北海道をドライブする際のプランは慎重に決めなければ痛い目をみる
「カリフォルニア」「ミラノ」に「サッポロ」ってマジか!? 地名を名乗った日本車5選
■北海道の面積は東北6県全土の面積よりも大きく、トラブルがあっても救援が来るまでに時間を要する
■夜間のドライブは北海道ならではの危険が伴っている
旅行先は事前に距離を確認するべし!
絶好のドライブシーズンが到来しました。プランを練るだけでもワクワクするものですが、もし北海道のドライブを計画しているなら「1泊2日で宗谷岬と函館の朝市に行っちゃおう!」なんて馬鹿な考えはいますぐ捨ててください。昔から「でっかいどう、北海道」といわれるくらい本州とはスケールが違う土地です。せっかくのドライブ旅行をしょっぱい思い出にしないために、北海道ドライブ&ツーリングあるあるをまとめてみました。
距離感をリセットせよ!
ナビやアプリの台頭で、利用者が減少傾向といわれる紙の地図。これって、どこの地域もだいたい同じ縮尺で作られているのですが、北海道を同じ縮尺で作るとページ数が激増! それゆえ、たいてい北海道の地図は縮尺が大きめにとられがち(距離感が狂う一因ですね)。一般的な地図なら「1日で4ページぶん走れるな」と考えて、「お! 宗谷岬~函館も4ページくらいじゃん。いけるいける!」というのが破滅への典型例かと。
なにしろ北海道の総面積は、本州で面積が最大の岩手県を含めた東北6県全土の面積よりも大きいのです。東北以外でたとえると新潟県/石川県/京都府/奈良県/佐賀県/山梨県/埼玉県/滋賀県/宮崎県/沖縄県/香川県/徳島県/東京都/大阪府/神奈川県、これらの合計面積でもまだ足りないといったら想像がつくでしょうか。
とにかく、北海道の距離感は魔物ですから、くれぐれもご自身の地元感覚はリセットしておきましょう。
ガソスタを見かけたら入れ!
噂には聞いたことがあるでしょうが、土地が広いぶんガソリンスタンド間の距離が離れている。だけでなく、営業時間が短い(夕方5時で閉店とか)、ドライブ日和な日曜定休も少なくありません。「そういうときはJAFを呼んだりすればいいんじゃね?」、そう考える方もいるかと思いますが、そのJAFだってえらく遠いところから出動するかもしれません。四方を見渡しても一面の野原で、待っている間に日が暮れて、どこからか獣の遠吠えなんか聞こえてきたら、ちょっとしたホラーでしかありません。
むろん、都市部なら24時間営業をしているスタンドもあります。調べてみると125軒とそこそこありそうな気がしますが、これ、広島県の130軒といい勝負。前述のとおり、一都二府13県を飲み込む地域として十分な数字かどうかはいうまでもありません。とにかく、営業中のガソリンスタンドは文字どおり砂漠におけるオアシスに等しいと肝に銘じておいてください。
暗闇の動物やパトカーの取り締まりにも警戒が必要!
夜は走るな!
街灯があるのは都市部に限られますから、大げさでなく夜は真っ暗闇だと思って、クルマで走るのは極力避けたほうが、いや絶対やめたほうがいい! なんとなれば、夜は野生動物の動きが活発となり、飛び出してきたシカやらイノシシと衝突事故というのが毎年数多く報告されているのです。実際、筆者の妹が北海道でシカと接触したところバンパーがもげてしまったほど。シカ&バンパーならまだしも、フロントガラスをぶち破ってきたのがヒグマだったりしたら、一家全員皆殺し! ていうか、その前に衝撃でクルマが廃車になるでしょうけど(笑)。
また、動物だけでなく、北海道の道は路肩がわかりづらいところが少なくないので、アフリカの原住民なみの視力がない限りは一般車で走るのはどうにもオススメできません。もっとも、ラリーカーみたいにアディショナルランプをこれでもかと灯し、ごついアニマルバンパーでも装備しているなら話は別。蛮勇を奮うチャンスになるはずです!
道産子ポリスは厳しいぞ!
だいたい北海道はどこを走ってもスピードのアベレージは比較的高め。ストレートが多く、視界を遮るような建物も少ないとくればスピード感覚が上振れするのも致し方ないかもしれません。郊外の空いてる道を快走して、都市部に戻ってくるころにはたいていのドライバーが右足をいつもより深めに踏んでいることでしょう。
ここに北海道の速度取り締まりは目をつけています。都市部への進入は、ちょうどF1マシンがピットレーンを走るかのように慎重なスピードコントロールをすべきでしょう。
セイコーマートに救われる
ご承知のとおり、北海道を中心としたコンビニエンスストアのチェーン。優れたPB商品やホットシェフと呼ばれる店内調理メニュー(全店舗ではありません)は道民だけでなく、観光で訪れた人々を必ずやホッコリさせてくれるはず。
しかも、本州ではちょっと考えづらいようなド田舎にも出店しているため、いつしかセイコーマートを発見しただけで歓声をあげているかもしれません。サバイバルみたいなドライブを経たあとではなおさら、不死鳥のロゴマークに親近感を覚えずにはいられないでしょう。
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みんなのコメント
この表現はどうなの?
俺は原住民並みの視力なんてないけど普通に運転しますよ。冬の道なら危ないってのはわかるけどさ。