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トヨタ新型「セコイア」発表! とにかく巨大な北米最新モデルの日本車3選

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トヨタ新型「セコイア」発表! とにかく巨大な北米最新モデルの日本車3選

■トヨタのフルサイズSUV、新型「セコイア」発表で振り返る巨大な日本車

 アメリカトヨタは2022年1月26日に、フルサイズSUVの新型「セコイア」を発表しました。発売は2023年モデルとして、今夏を予定しているといいます。

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 セコイアはフルサイズピックアップトラックの「タンドラ」をベースに開発された北米市場専用のSUVで、初代は2000年に登場し、今回発表された新型は3代目にあたります。

 アメリカで販売されているクルマに対するイメージというと、大排気量のエンジンを大型のボディに搭載したモデルが思い浮かぶのではないでしょうか。

 実際は、ダウンサイジングターボエンジンの普及で大排気量エンジンは減少傾向にありますが、大型のボディのクルマは今も健在です。

 広大な国土を有するアメリカは道路環境の面でも、古くから室内空間に余裕がある大型のクルマに対応しており、SUVだけでなくピックアップトラックやミニバン、セダンに至るまで、大型車が好まれています。

 そこで、アメリカで販売されている最新モデルのなかから、新型セコイアとともに巨大な日本車を3車種ピックアップして紹介します。

●トヨタ新型「セコイア」

 前述のとおり、今回発表された新型セコイアは、2021年12月に発売された新型タンドラをベースにしたフルサイズSUVです。

 現状では詳細なスペックなどが未発表なためボディサイズは不明ですが、新型タンドラのボディサイズから計算すると、全長5300mm×全幅2035mm×全高2000mm程度と予想され、2代目セコイアが全長5210mm×全幅2029mm×全高1956mmでしたから、さらに大きくなるとみられます。

 外観デザインはフロントフェイスがタンドラからグリルまわりとバンパーの意匠を少し変更したイメージで、押し出し感の強さはトヨタ製SUVのなかでも随一です。

 また、全体的なフォルムは直線基調のスクエアなデザインに刷新され、リアのクオーターウインドウやリアハッチまわりの形状から、スポーティなサイドビューとなっています。

 内装は3列シートの7人乗りと8人乗りで、デザインは外観と同じく直線基調で統一されており、とくに大型のディスプレイを配置したインパネまわりはワイド感を強調。

 パワーユニットは先代が最高出力381馬力(米規格、以下同様)の5.7リッターV型8気筒自然吸気だったのに対し、新型では3.5リッターV型6気筒ツインターボにモーターが組み合わされたハイブリッドシステム「i-FORCE MAX」を全車に搭載。システム最高出力は437馬力を発揮します。

 トランスミッションは10速ATで駆動方式はFRの2WDとパートタイム4WDをラインナップ。4WDにはハイとローの副変速機を装備し、新型「ランドクルーザー」にも搭載された「マルチテレインモニター」が設定されるなど、悪路走破性の向上が図られています。

 グレードは「SR5」「Limited」「Platinum」「TRD Pro」「Capstone」の5タイプが設定され、なかでもTRD Proは、各外装部品をブラックとし、ビルシュタイン製ダンパーを装着したサスペンション、BBS製鍛造アルミホイール、スキッドプレートなどが装備され、見た目も走りもスポーティなグレードです。

●日産「タイタン」

 アメリカの自動車市場で長年ベストセラーに君臨しているのが、ピックアップトラックです。保険や税金の面で優遇されていることから仕事用としてだけでなく乗用車の代わりに普段使いしているユーザーも多く、人気となっています。

 そして、国産メーカーも北米専用のピックアップトラックを販売中で、日産はかつて日本でも販売されていた「ダットサントラック」をそのまま北米でも販売していましたが、後に北米専用モデルへと移行し、現在はミドルクラスの「フロンティア」と、フルサイズの「タイタン」をラインナップしています。

 このタイタンは2003年に初代が発売され、現行モデルは2015年にデビューした2代目で、ボディはキングキャブとダブルキャブの2タイプを設定。

 ダブルキャブのボディサイズは全長5793mm×全幅2050mm×全高1960mmと、まさにフルサイズピックアップトラックと呼ぶにふさわしい体躯です。

 巨大なボディと同様にフロントフェイスも迫力あるデザインで、2020年のマイナーチェンジで押し出し感をキープしたまま、よりスポーティな印象となりました。

 エンジンは最高出力400馬力を発揮する5.6リッターV型8気筒自然吸気を搭載し、トランスミッションは9速ATが組み合わされ、最大積載量は約1.1トン、最大けん引重量は約5トンと、トラックとして優れた実用性を有しています。

 登場から6年が経過したタイタンですが、安全運転支援システムも充実しており、パワー的にも最新モデルに引けは取りません。

●ホンダ「オデッセイ」

 2021年12月をもって国内向けの生産を終えたミニバンのホンダ「オデッセイ」ですが、初代は1994年に誕生し、日本で大ヒットを記録してミニバン市場をけん引した存在でした。

 そして、この初代オデッセイはアメリカでも販売されましたが十分なサイズとはいえず、後に北米専用モデルとして独自の進化を歩み、現行モデルは2018年に登場した5代目(北米専用モデルとしては4代目)です。

 ボディサイズは全長5212mm×全幅1994mm×全高1735mmと、日本のオデッセイが全長4855mm×全幅1820mm×全高1695mmでしたから、完全にワンランク上の車格です。

 なお、アメリカトヨタも大型ミニバンの「シエナ」を販売していますが、オデッセイの方がわずかに大きくなっています。

 外観は中国などグローバルで販売している現行モデルのオデッセイとはまったく異なる独自のデザインを採用。5m超の全長を生かした伸びやかなスタイリングです。

 室内は3列シート8人乗りで、2列目シートはセンター部分が取り外し可能となっており、7人乗りの状態では2列目シートは大きく横スライドできるなど、多彩なシートアレンジを実現しています。

 エンジンは最高出力280馬力を発揮する3.5リッターV型6気筒自然吸気のみで10速ATが組み合わされ、ハイブリッドはラインナップされていません。

 北米版オデッセイは全車充実した先進安全技術と快適装備に加え、上位グレードではレザーのパワーシートが1列目2列目シートに採用されるなど、ベーシックからプレミアムなグレードまで、さまざまなニーズに対応しています。

※ ※ ※

 今回紹介したようなサイズのクルマは、さすがに日本の道路事情や住環境では持て余してしまいます。

 実際に先代セコイアやタイタンは日本にも数多く並行輸入されており、高速道路や幹線道路を走るのはまったく問題ありませんが、住宅街や駐車場では相当に気を使うことになります。

 ただし、こうした大型のクルマはロングツーリングでは大いに魅力的な存在で、ルート選びをきちんとおこなえば、日本でもその魅力を十分に引き出すことができるでしょう。

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みんなのコメント

32件
  • 結局、ネガキャンが酷くなればなるほど
    世界一トヨタの勢いは止まらないね!!!
    頑張れ!
  • この種の車にHVは要らん。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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