現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > BMW 新型X7を国内発表。48Vマイルドハイブリッド システムを全グレードに搭載

ここから本文です

BMW 新型X7を国内発表。48Vマイルドハイブリッド システムを全グレードに搭載

掲載 6
BMW 新型X7を国内発表。48Vマイルドハイブリッド システムを全グレードに搭載

2022年11月15日、BMWジャパンはラグジュアリーモデルのひとつである、クロスオーバーSAVのフラッグシップ「X7」をビッグマイナーチェンジして販売を開始。デリバリーは12月以降を予定している。

新型7シリーズにも似た独特のフロントマスク
現在、BMWが世界的に展開している路線は、大きく3つの柱がある。まず、BEVを中心とした電動車の「i」モデル。2022年で50周年を迎えた、モータースポーツからフィードバックされた「M」モデル。そして、7シリーズや8シリーズを中心とした「ラグジュアリー」モデルだ。今回、発表されたX7は、ラグジュアリーモデルのクロスオーバーSAV(スポーツ アクティビティ ビークル:BMWではSUVをこう呼ぶ)だ。2019年に発表された初代が現行型にあたり、今回、初のビッグマイナーチェンジが施された。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

エクステリアでは、BMWのラグジュアリーモデルで採用されている上下2分割のツインサーキュラー&ダブルタイプのヘッドランプが特徴的だ。上部にはターンインジケーターを含むLEDデイタイム・ランニングランプ、下部にはアダプティブ マトリックス機能を採用しコーナリングランプ機能も併せ持つ。

BMWデザインの象徴であるキドニーグリルは、存在感と力強さを主張するデザインに進化し、クロームで縁取ることで斬新かつ高級感あふれ、さらに暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニック グロー キドニーグリルとして、夜間における存在感を増している。

インテリアでは、12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、ドライバー側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイを採用し、優れた視認性と高い操作性を実現している。シフトレバーを廃止(パドルシフトを全グレードに装備)し、iドライブ コントローラーまわりをすっきりさせて、運転席まわりの空間を広くしている。

X7は3列シートを採用しており、6人乗りと7人乗りが選択できる。6人乗りでは全席を肘掛け付きのセパレートタイプとして、疲労を感じないリラックスした長時間のドライブが可能としている。

2種のターボエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせる
パワートレーンは、Mパフォーマンスモデルの「M60i」では4.4LのV8ツインターボ ガソリンエンジンに8速ATと48Vマイルドハイブリッド システムを組み合わせシステムトータルで最高出力は530ps、最大トルクは750Nmを発生する。クリーンディーゼル搭載モデルの「40d」では3Lの直6ディーゼルターボエンジンに8速ATと48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、システムトータルで最高出力は352ps、最大トルクは720Nmを発生する。

駆動方式は、いずれも4輪駆動のxドライブで、サスペンションにはオートマチック セルフレベリングコントロール付きアダプティブ2アクスル エアサスペンションと、電子制御ダンパー付きアダプティブ サスペンションが標準装備される。

安全&快適装備では、ステアリングから手を離して走行可能な運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」など、従来型に搭載された最先端の運転支援システムに加え、AR(拡張現実)機能搭載のナビゲーションシステムや、事前に登録した駐車操作でステアリングやブレーキ操作を自動で行なうことが可能な「パーキング マニューバ アシスト(駐車経路自動誘導)」機能を加えた「パーキングサポート プロフェッショナル」を新たに標準装備するなど、多くの最新テクノロジーを採用している。

車両価格は、以下のとおり。ハンドル位置は、いずれも右のみとなっている。

■BMW X7 グレードと価格
X7 xドライブ40d エクセレンス:1339万円
X7 xドライブ40d Mスポーツ:1386万円
X7 M60i xドライブ:1698万円

なお、発表会では新型X7とともに、2022年7月に日本仕様が発表された新型7シリーズの実車も日本初公開された。

■BMW X7 M60i 主要諸元
●全長×全幅×全高:5170×2000×1835mm
●ホイールベース:3105mm
●車両重量:2610kg
●車両総重量:2995kg
●エンジン型式:V8 ガソリン+ターボ×2
●総排気量:4394cc
●最高出力:390kW(530ps)/5500rpm
●最大トルク:750Nm(76.5kgm)/1800-4600rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●WLTCモード燃費:8.2km/L
●車両価格(税込):1698万円

[ アルバム : BMW 新型X7とi7 はオリジナルサイトでご覧ください ]

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
レスポンス
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
くるまのニュース
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
日刊自動車新聞
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
くるまのニュース
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
バイクのニュース
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
レスポンス
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
日刊自動車新聞
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan

みんなのコメント

6件
  • 7シリーズは?だったけど、x7ならこの顔も似合ってると思います。
  • 結局、このご時世にヒトケタの燃費ってドイツ車って何処へ向かってるのかね?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1390.01764.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

569.01540.0万円

中古車を検索
X7の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

1390.01764.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

569.01540.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村