’70年式 250CEをローライダー仕上げにファントムトップルーフも必見のテク
密かにムーブメントは起きつつある。クラシック・メルセデスのローライダーカスタムだ。ジャスティスが手がけた「JUSTICE 250CE」には、クラシックの希少性にローライダースタイルというマニアック性が潜む。オールドスクールな魅力にハマってみる。そんな新しい刺激に満ち溢れている1台であった。
2億円以上の価値あり、ビス1本から当時を再生する「ブラバス・クラシックメルセデス」の魅力
旧車人気が高まりをみせている。もちろん新車をカスタマイズするのも良いが、旧車はそれ自体が元々手に入りにくい個体のため、存在自体を探すのは至難の業。大阪のメルセデス・カスタムショップ「ジャスティス」では、贅沢にも1970年式の250CEをメンテナンスしつつカスタマイズを施した。ボディはブルーメタルでラッピング。天井はレザー風素材を使ってのラッピングでファントムトップ(レザートップ)風仕上げだ。じつはこの世代のメルセデスにはファントムトップのモデルは存在しないのだが、当時感を出すにはウッテツケではないか。そして、足元は16インチのBBSを深リムでセットし、’70年代の雰囲気を再現。足回りには最新のエアサスを投入した。
ジャスティスによれば入手の時点でもこの250CEはグッドコンディションだったというが、さらなる快適性アップのために不調部分をリビルド。エアコンは配管を引き直し、コンプレッサーは日本メーカーの製品に変換。さらに集中ドアロックを新設した。
鮮やかなラッピングにリムが被るほどの車高は、まさに現代的なカスタマイズ手法。希少価値がより高まった今だからキレイに乗って、スマートに見せたいではないか。
電子機器に満ち溢れた現代のクルマとは真逆の造形美が心を打つのだ。
ジャスティスhttps://www.justice.osaka.jp/
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