BMWのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)ラインで中核的モデルとなる『BMW X3』に、シリーズ初のプラグインハイブリッド『BMW X3 xDrive30e(エックス・ドライブ・サンマル・イー)』が追加設定された。容量34Ahのバッテリーを搭載し、普通充電でも約3.5時間で約80%まで充電可能、EV最大航続可能距離44kmの性能を有する同モデルが、4月9日より発売開始となっている。
この『X3』は上位モデル『X5』に続いてシリーズで2番目に登場したミドルサイズSAVモデルとなり、2017年登場の現行モデルで3代目を数える。そのラインアップで史上初のプラグイン機構を備えたBMW X3 xDrive30eは、アウトドア時の環境への配慮はもちろん、都心では電気のみで環境に優しく経済的に走ることも可能になるなど、実用性と高い環境性能を両立させた。
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その機能の中核をなすパワートレインは、最高出力184PS/5000rpm、最大トルク300Nm/1350-4000rpmを発揮する2リッター直列4気筒ガソリンエンジンに加え、109PS/265Nmを発生する電気モーターを搭載。システム総合出力は292 PS(215kW)を達成している。
EV走行時の最高速は140km/hとなり、1充電あたりの最大航続可能距離は44kmを実現。その源となる蓄電池には容量34Ahのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、約3.5時間の普通充電で0%から80%まで(0%から100%までは4.3時間)充電可能となっている。
その機能を効率的に活用する専用装備として、センターコンソールには『eDrive』ボタンを搭載。純粋な電気走行となる“MAX eDrive”、走行状況に応じて電気走行とエンジン走行のあいだで最適な駆動方式を選択する“AUTO eDrive”、ドライバーが任意に設定した充電量に達するまでエンジン走行する“Battery Control”の3つの走行モードを選択することができる。
こうした電動モデルとの親和性が高い先進の安全運転支援機能(ADAS)も充実し、アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)や、ステアリング&レーン・コントロール・アシストを含む運転支援システム“ドライビング・アシスト・プラス”も標準装備となっている。
この機能全体を管理するステレオカメラはルームミラーに内蔵され、さらにミリ波レーダーセンサーを前方に3基、後方に2基装備することにより、日常走行域での急停止や飛び出しなどを瞬時に判断し警告すると同時に、夜間や悪天候下でも安定して検知と警告をすることで安全をサポートする。
またこのBMW X3 xDrive30eでは、BMWのラインアップではおなじみのトリムであるM SportやxLineに加え、通常モデルより一部装備内容を変更しつつ手頃な価格設定とした“Edition Joy+”をラインアップ。総合テレマティクスのBMWコネクテッド・ドライブも全車標準装備となり、価格は778万~836万円(税抜)となっている。
BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp
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