クラスを超えた乗り心地を実現
ルノー・ジャポンは、10月25日から一般公開される第46回東京モーターショー2019で、フルモデルチェンジした新型ルーテシア(クリオ)を日本初公開した。
第5世代となるルーテシア(クリオ)は、新しいモジュラーCMF-Bプラットフォームを採用し、ハイブリッドにも対応。ホワイトボディでみると先代から22kgも軽量化を果たしている。
既にAUTOCARでは試乗を行っているが、ルノーは走行性能の向上に加えてインテリアの質感も高めたとしている。このクラスではライバルを凌ぐ運転支援システムも搭載する。
エクステリアデザインは、好評だった先代の流れを受け継ぐもの。過度な装飾は控えつつ、スタイリッシュにまとめらている。コンパクトなボディながら荷室容量は391Lを確保。フロントシートの背もたれはスリムになり、リアシート前のレッグスペースは先代から26mmも広げられている。
インテリアデザインは大きな変更を受け、プレミアム感さえあるものに。安っぽい素材は目に見える箇所や手で普段触れる部分からは姿を消し、魅力的な造形に仕上がっている。
加えてシャシーの優れたダイナミクス性能も見逃せない。サスペンションの衝撃吸収性も良好で、クラスを超えた滑らかな乗り心地を叶えたといえるだろう。
第46回東京モーターショー2019でのルノーのブースは、西展示棟西2ホールとなっている。
新型ルーテシア 主要諸元
ハンドル 左
全長:4050mm
全幅:1798mm
全高:1440mm
ホイールベース:2583 mm
車両重量:1158kg
パワートレイン:直列4気筒1332ccターボ
最高出力:130ps/5000rpm(EEC)
最大トルク:24.5kg-m/1600rpm(EEC)
駆動方式:FF
トランスミッション:7速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)
懸架方式:マクファーソン(前)/コイル(後)
タイヤ:205/45R17(前後とも)
GTラインに替えてR.S.ラインに
ルノース・スポールは、新型ルノー・ルーテシアに、これまでのGTラインに替えて、R.S.ラインをラインナップした。
GTラインは、スポーティなデザインで、2010年以降ルノー・スポールモデルの販売に寄与。
新たに登場するR.S.ラインは、より装備の充実したモデルだという。
「R.S.ラインは、さらにダイナミックなスタイリングを求めるカスタマーの期待に応えるため、より躍動的なボディラインとインテリアデザインとなっています」(ルノー)
「R.S.ラインは、新型ルノー・ルーテシアにスポーティなイメージをもたらし、ルノーが取り組んできたF1をはじめとするモータースポーツの伝統を体験することができます」
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