現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トミカ × リアルカー オールカタログ / No.36 BMW i4

ここから本文です

トミカ × リアルカー オールカタログ / No.36 BMW i4

掲載 2
トミカ × リアルカー オールカタログ / No.36 BMW i4

2022年11月の第3土曜日に、それまでの『トミカ』の『No.36 ダイハツ ロッキー』に代わって登場したのが『No.36 BMW i4』です。BMW i4は、ドイツのBMWが製造販売する電気自動車です。さて、BMWが製造販売している自動車には特定の名前が無く、基本的には1~8までの数字やアルファベットを使って特徴を表す名前とするルールがあります。数字の最初の1ケタはシリーズをあらわし、原則として数字が大きくなるにつれて自動車のサイズが大きくなり、内容も豪華になります。また、この数字は普通は3ケタで、最初の1ケタがシリーズ名、2ケタ目と3ケタ目がエンジンの排気量を示します。さらに4ケタ目にエンジンの種類を示すアルファベットが付けられます。ガソリンエンジン車は「i」、ディーゼルエンジン車は「d」となります。

BMW i4 eDrive40 実車フロントビュー(本国仕様・2022年モデル)BMW i4 eDrive40 実車リヤビュー(本国仕様・2022年モデル)BMW i4は、このルールに従って数字を見ると4シリーズの自動車だとわかります。BMWの自動車の中でも世界的に高い人気を誇っている中型車が3シリーズで、その車型には「セダン」、ステーションワゴン・タイプの「ツーリング」、ステーションワゴンとSUVの利点を兼ね備えた「グランツーリスモ」の3種類がありますが、かつてはスポーティな2ドアの「クーペ」やオープンカーになる「カブリオレ」もありました。その「クーペ」モデルから派生して独立したシリーズが4シリーズです。4シリーズは3シリーズと基本的な車体構造や内装などを共用していますがデザインなどは大きく異なり、よりプレミアムな性格となっています。この4シリーズの4ドア・クーペ・モデルである「グランクーペ」をもとに作られたのがBMW i4です。数字の前に付けられたアルファベットの「i」は電気自動車をあらわし、電気モーターには排気量が無いので、数字はシリーズ名をあらわす1ケタだけになっているのです。

トミカ × リアルカー オールカタログ / No.84 レクサス RC F パフォーマンスパッケージ

2022年11月現在、BMW i4には、ベーシックな『eDrive40』とパワフルな『M50』の2つの基本モデルがあり、『eDrive40』の特別仕様である『eDrive40 M Sport』と『M50』の特別仕様の『M50 x KITH』があります。

BMW i4に搭載されている『第5世代 eドライブ』ユニット(分解写真)。『eDrive40』は最高出力250kW(340PS)、最大トルク430Nmを発揮する電気モーターをリヤに搭載するベーシックな後輪駆動モデル。ボディ床下に収納されるリチウム・イオン電池容量は210.6Ah、総エネルギー量は83.9kWhで、一充電での走行可能距離は604km、交流電力量消費率は157Wh/kmです。『M50』は前輪を駆動する電気モーターと後輪を駆動する電気モーターをそれぞれ1基づつ持つ4輪駆動モデル。前輪を駆動する電気モーターは最高出力190kW(258PS)、最大トルク365Nmを発揮、後輪を駆動する電気モーターは最高出力230kW(313PS)、最大トルク430Nmを発揮し、システム・トータルでの最高出力は400kW’(544PS)、最大トルクは795Nmに達します(スポーツ・ブースト・モードの場合)。ボディ床下に収納されるリチウム・イオン電池容量は210.6Ah、総エネルギー量は83.9kWhで、一充電での走行可能距離は546km、交流電力量消費率は173Wh/kmとなっています。

BMW i4には最新の充電テクノロジーが採用されており、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応している。また、BMW i4には最新の充電テクノロジーが採用されており、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応。普通充電では自宅などに設置した6.4kWの『BMWウォール・ボックス(200V/32A)』を使えば一晩(約15時間)で、充電開始時0%の状態から100%まで充電出来ます。急速充電(CHAdeMO)では、現在主流となっている90kW充電器の利用により、約40分で充電開始時0%の状態から約80%までの充電が完了します。また、僅か10分の急速充電で、『eDrive40』なら最大約90 km、『M50』なら約75km程度の航続可能距離を伸ばすことが出来ます。さらに、BMWのディーラーへの設置などで今後の普及が見込まれている 150kWの急速充電器を利用の場合は、約30分で充電開始時0%の状態から約80%までの充電が完了します。

これらの電動ユニットや充電ユニット、高電圧バッテリーはすべてBMWで開発されたもので、BMWではこれらを『第5世代eドライブ・システム』と総称しています。このシステムの特徴はパッケージングの妙、つまり電気モーター、トランスミッション、電装系がすべて一体の構成部品として組み込まれているため、エネルギー変換の効率が向上している点にあります。

BMW i4 eDrive40の透視図。ガソリン車などと同じCLARプラットフォームが用いられ、バッテリーは低重心化のため低い位置にフロア材のように配置されている。BMW i4はガソリンあるいはディーゼルエンジンの4シリーズと同じ、新型のCLARプラットフォームを使用しており、その優れたシャシー性能はそのまま生かされています。またサスペンションも他の4シリーズ同様で、加速時またはブレーキング時のボディのディッピング 動作を低減するよう設計されたダンパー・システムと、トラクションと安定性を向上させるARB(アクチュエーター・コンティギュアス・ホイールスリップ・リミテーション)を備えています。

BMW i4 eDrive40のコクピット(本国仕様・2022年モデル)。2つのパネルの一体型のユニットである『BMWカーブド・ディスプレイ』が配されてグラスコクピット化され、電気自動車感が高められている。外観はスポーティでエレガントなデザインを持つ4シリーズの『グランクーペ』がベースだけに、その美点を十分に継承、インテリアもゆとりに満ちたラグジュアリーな室内空間を継承しています。コクピットには12.3インチのインスツルメント・パネルと14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成された一体型のユニットである『BMWカーブド・ディスプレイ』が配され、これはタッチ操作だけでなく音声やジェスチャーによる操作も可能なユーザー・インターフェイスとなっています。さらに一流作曲家によって作曲された『BMWアイコニック・サウンド・エレクトリック』が電気自動車ならではの走行音を文字通り“奏で”ます。

安全機能・運転支援システムも最新世代となっており、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム『ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能』が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっています。また、数々の最先端の運転支援システムが標準装備されています。また、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能『BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント』も搭載されています。

BMW i4は安全機能・運転支援システムも最新世代。一定の条件下でステアリングから手を離しての走行が可能とする運転支援システム『ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能』も装備。『トミカ』に新たに加わった『No.36 BMW i4』は、最新テクノロジーを搭載し、卓越したパフォーマンスと快適性を兼ね備えたこの新型電気自動車の特徴をうまくとらえてモデル化しています。話題のプレミアム電気自動車をコレクションに加えてはいかがでしょう?

■BMW i4 eDrive40 Standard 主要諸元

全長×全幅×全高(mm):4785×1850×1455

ホイールベース(mm):2855

トレッド(前/後・mm) :1601/1630

車両重量(kg):2080

モーター形式:HA0001N0型 交流同期式

最高出力:250kW(340ps)/8000rpm

最大トルク:430Nm(43.8kgm)/0-5000rpm

バッテリー総電力量:83.0kWh

一充電走行距離:604km(WLTCモード)

トランスミッション:1速可変レシオAT

サスペンション(前/後):ストラット/マルチリンク

ブレーキ(前後):ベンチレーテッドディスク

タイヤ:(前後) 225/55R17

■毎月第3土曜日はトミカの日!

No.13 日産 フェアレディZ NISMO GT500 (サスペンション可動・希望小売価格550円・税込)毎月第3土曜日は新しいトミカの発売日です。2022年11月の第3土曜日には、上でお伝えしているように、それまでの『No.36 ダイハツ ロッキー』に代わって『No.36 BMW i4』が登場します。なお、『No.36 BMW i4』には、初回出荷のみの特別仕様(特別色)もあります。また、それまでの『No.13 日産 GT-R NISMO GT500』に代わって『No.13 日産 フェアレディZ NISMO GT500』が登場します。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
ベストカーWeb
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
AUTOSPORT web
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
AUTOSPORT web
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
ベストカーWeb
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
AUTOSPORT web
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
AUTOSPORT web
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ベストカーWeb
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
AUTOSPORT web
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
ベストカーWeb
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
荒野にポツンと1軒のカフェ!?…25ドルでキャンプサイトを確保。オーストラリアはトレイルも何もかもナメてかかってはいけません!【豪州釣りキャンの旅_10】
Auto Messe Web
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
ローソン初日15番手「路面コンディションに苦労。今日の学習を役立て、トップ10に食い込みたい」/F1第22戦
AUTOSPORT web
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
ボッタス、PUエレメント交換で5グリッド降格が決定。RB勢はエキゾーストを交換/F1第22戦
AUTOSPORT web
タナクが王座目指して猛加速。僚機2台はクラッシュ&失速、トヨタに選手権逆転の光明【ラリージャパン デイ2】
タナクが王座目指して猛加速。僚機2台はクラッシュ&失速、トヨタに選手権逆転の光明【ラリージャパン デイ2】
AUTOSPORT web
燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
燃費と運転体験の両立 フォルクスワーゲン・ゴルフ GTEへ試乗 電気で最長130km走れるHV!
AUTOCAR JAPAN
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
北米の自動車博物館ハシゴ旅! 往年のF1GPカー「ペンスキーPC-1」に出会えて大感激!!…が、展示車両数の多さにすべてを見ることができずに大後悔…
Auto Messe Web
角田裕毅 初日10番手「一日のなかで状況を好転させ、方向性を見出した。Q3進出のため調整を続ける」/F1第22戦
角田裕毅 初日10番手「一日のなかで状況を好転させ、方向性を見出した。Q3進出のため調整を続ける」/F1第22戦
AUTOSPORT web
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
くるまのニュース
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

886.01190.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

429.9848.0万円

中古車を検索
i4の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

886.01190.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

429.9848.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村