ヤマハXSR900GPをフルカウル化&RZV500RやFZ400Rイメージに!
XSR900GPが2023年10月に欧州で正式発表され、その直後に実車が日本で公開されたとき、往年のバイクファンは1980年代YZR500のマルボロカラーを思わせる配色とカウルデザインにまずやられた。
さらにその直後、ヨーロッパのオプションパーツにアンダーカウルがあることが判明。「なんだよ、フルカウルにもできるのかよ!」と、レプリカ世代をさらに興奮させたのだった。
【画像10点】レプリカ世代はテンションMAX!「RZV500RやFZ400RイメージにするXSR900GP用外装キット」
でも「オジさんホイホイ」の仕掛けはこれで終わりではなかった。なんと大阪モーターサイクルショーのヤマハブースには、ワイズギアによるヤマハ純正アクセサリー装着車として、1984年に発売が開始されたRZV500RやFZ400Rを思わせるカラーリングをまとうフルカウルバージョンのXSR900GPが参考出品されたのだ!
しかもこの外装は「キットパーツとして発売予定」とのこと。ワイズギアの外装キットは、このカラーリングに塗られた燃料タンクやアンダーカウル、シングルシートカウルなどで構成され、換装するだけで誰でもこのスタイリングを手に入れられる。
ちなみに、どうやら日本仕様のXSR900GPは、シングルシートカウルが別売となる模様。ということは、フルカウル&シングルシートのスタイルでXSR900GPを楽しむためには、アンダーカウルとシングルシートカウルの別途購入が必須となるわけで「それならもう少し奮発して外装キットを……」という人も少なくないはずだ。
日本では車両本体価格すら未発表の段階なので、もちろん外装キットの価格も未定。ワイズギアさん、なるべくお安くお願いします!!
ちなみに、大阪モーターサイクルショーに参考出品されたXSR900GPのワイズギア外装仕様には、定番カスタムパーツのフェンダーレスキットをはじめ、スモークスクリーンやアクラポヴィッチ製フルエキゾーストマフラーも装着されていた。これらも車両の発売開始とほぼ同時期に、純正アクセサリーとしてデビューすると思われる。
ヤマハXSR900GP主要諸元(ヨーロッパ仕様)
[エンジン・性能]
種類:水冷4サイクル並列3気筒DOHC4バルブ ボア・ストローク:78.0mm×62.0mm 総排気量:890cc 最高出力:87.5kW<119ps>/1万rpm 最大トルク:93.0Nm<9.5kgm>/7000rpm 変速機:6段リターン
[寸法・重量]
全長:2160 全幅:810 全高:1180 ホイールベース:1500 シート高:835(各mm) タイヤサイズ:F120/70ZR17 R180/55ZR17 車両重量:200kg 燃料タンク容量:14L
[車体色]
レジェンドレッド、パワーグレー
レポート●田宮 徹 写真●伊藤吉行
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みんなのコメント
ただ琴線に触れる人達は昭和バイクブームリアル世代だろうね。
ならイエローストロボとTECH21カラーも揃えて欲しいね。