TOYOTAは、新型車C-HRを開発し、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて、2016年12月14日に発売した。なお、C-HRは、2017年1月2日、3日に開催される「第93回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)」の運営車両として使用される予定である。
【編集部のひと言】
ニュル参戦は当サイトにも執筆しているジャーナリスト佐藤久実さんがドライバー。参戦車両は1.2ターボのFFで国内導入していないモデル。インプレッションはこちら http://car.autoprove.net/2016/11/36688/ いずれ国内にも1.2ターボFFとハイブリッド4WDも投入されるだろう。
高剛性ボディと高強度キャビンTNGAハイブリッドシステムCompact High Rider、Cross Hatch Run-aboutといった2つの言葉から命名されたC-HRは、トヨタの「もっといいクルマづくり」の実現に向けたクルマづくりの構造改革である、TNGA(「Toyota New Global Architecture」……パワートレーンユニットとプラットフォームを一新し、全体最適を考え新開発することにより、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目指す)の第2号車として投入。
TNGA第1号車のプリウスとプラットフォームを共通にしながらも、世界の様々な道での走行テスト・欧州の一般道路でのステアリングやショックアブソーバーのチューニングなど、運動性能にこだわってC-HRならではの「味付け」を実施。2016年5月には、TOYOTA GAZOO Racingの活動を通じ、ドイツで開催された第44回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦し、完走を果たしている。このように様々なステージで走り込むことで、「レスポンス」・「リニアリティ」・「コンシステンシー」を突き詰め、コンセプトである「我が意の走り」を追求している。
C-HRが属するコンパクトSUV市場は、他市場に比べ内外装デザインを重視するユーザーが多く、デザインにも徹底的にこだわっている。特に外形デザインは、デザイナーの想いをそのままの形で実現することを目指して開発。「センシュアル スピード-クロス」をキーワードに、スピード感あるキャビン形状、彫刻的な面造形、「ダイヤモンド」をモチーフに強く絞り込んだボディと大きく張り出したホイールフレアの対比など、独創的なスタイルを追求している。
ディテールに目を向けても、キーンルックやアンダープライオリティなどTOYOTA独自のエモーショナルなデザイン表現により、軽快さと力強さが大胆に融合した個性際立つスタイリングが印象的だ。インテリアでは、質感・形状・色など細部にこだわり、大人の感性に響く意匠を追求したほか、メーターを中心とした操作パネルをドライバーに向けて配置するなど、運転に集中できるドライバーズ空間となっている。
リヤドアハンドルBi-Beam LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ+LEDシーケンシャルターンランプ+LEDデイライト燃費については、ハイブリッド車はクラストップレベルの30.2km/Lを実現。「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象とした。また、1.2Lターボ車(レギュラーガソリン仕様)は15.4km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準+5%」を達成し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の対象とした。また、安全面でも、最新の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備している。
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