ホンダ、ナイジェリアで「アコード」の生産を開始

ホンダは、アフリカ西部のナイジェリアで、乗用セダン「アコード」の生産を開始したことを発表した。

「アコード」の生産を開始したのは、ナイジェリアの現地法人、ホンダオートモービル・ウエスタンアフリカの新工場。アフリカにおける初のホンダの四輪車生産工場で、既存の二輪車生産工場の敷地内に、四輪車を生産する設備を導入し、年間1,000台の生産能力で稼働を開始した。

ホンダは、ナイジェリアで1980年から二輪車の生産・販売を行い、地域に根付いたビジネスを展開。2013年には、ナイジェリアで四輪車事業の現地法人を設立し、輸入・販売を行ってきた。今回、二輪車事業で培った知恵や手法を活かし、「需要のあるところで生産する」というホンダの考えに基づき、ナイジェリアでの現地生産を開始した。