車種別・最新情報 [2023.04.10 UP]
スバル車の魅力はこうして磨かれる!「テックツアー」で最新技術を体感してみた
SUBARUはエンジニア自らがステアリングを握り、車両の限界をテストする!【ニュースキャッチアップ】SUBARU TECH TOUR「走行安全編」に参加!
手軽なクルマ旅でニッポン再発見!おすすめスポット&特選中古車特集
文●大音安弘 写真●SUBARU
(掲載されている内容はグー本誌 2023年4月発売号掲載の内容です)
スバルが定期的に実施している、技術披露イベント 「スバル テックツアー」 が今年も開催された。そして、走りの魅力が増しているスバル車の背景には、「SDA」 が大きく貢献していることを実感した!
ブレることのないそのクルマ作り
スバルのクルマ作りの基本に、「走りを極めれば安全になる」という思想がある。これはクルマに必要な「走る、曲がる、止まる」の性能を追求することが、安心安全なクルマの実現につながるということだ。
購入や比較の際は、数字上の性能が重視されることが多いが、スバルが大切にしているのは、数値性能の優劣ではなく、人が体感できる性能の実現にある。スバルの新車開発では、エンジニア自身が評価テストの運転も行うため、彼らの運転技術と評価能力を高めることが製品に進化に大きくつながると考え、社内ドライビングスクール「SDA」を創設。開発者たちの運転スキルが製品に反映されるのは、スポーツカーだけではと思うかもしれない。しかし、すでに多くのスバル車で感じる運転のしやすさにもつながっている。さらに高度運転支援機能「アイサイトX」では、SDAのトップガンたちの運転データを解析し、乗員が安心できるアシスト制御を実現している。
スバルが得意とする4WD技術も、BEV「ソルテラ」の電動4WDとして進化を見せているが、これもあらゆる環境下で、誰もがコントロールしやすいクルマの実現には、4WDが大切な技術と考えているためだ。
時代や技術が変わっても、スバルの実直なクルマ作りがブレることはないと実感できた取材会であった。
[CLOSE UP]新旧クロストレック、試乗でその進化を体感!
2代目XVと3代目となる新クロストレックの比較試乗を、実際の商品開発で使われるテストコースで体験。2代目XVの走りもよかったが、新クロストレックとの差は、驚愕の一言。同一条件下で試すことで、小さな動きや音の差がはっきりと感じられた。ただ走りや視界など基本性能は、いずれもしっかりと作り込まれており、スバルの安心安全への強い想いが伝わった。
新旧モデルの比較での違いを強く感じたシーンが、コーナリング。より操作に対してリニアに車体が動くことが、運転しやすさや安心につながることを実感。
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時速200kmオーバー!SDAインストラクターの仕事
伝統的に車両評価を選任のテストドライバーではなく、技術者自身で行ってきたスバル。よりよいクルマ作りに必要な開発・評価者の育成のために2015年に設立したのが、「スバルドライビングアカデミー(SDA)」だ。講師は、SDA卒業生となるトップガンのエンジニアたち。我々をWRX STIで、200km/h超えの世界に連れていってくれた。
SDA練習車(左)や22年より参戦のスーパー耐久ではカーボンニュートラル燃料のレーシングカー(右)などで開発現場でも活躍するBRZ。
スーパー耐久でチーム監督も務める研究実験センター長の本井雅人氏。技術者を中心に参戦することは、開発の大きな学びにつながるという。
「Xモード」で悪路も不安なしのBEVソルテラ
悪路走破性を高める機能「Xモード」をソルテラにも装備。路面状況に合わせて、「SNOW・DIRT」と「DEEP SNOW・MUD」のいずれかをセレクトすると、4輪の駆動力とブレーキを制御し、悪路での走りをサポートする。一定の低速に保つ「グリップコントロール」も備え、凹凸の大きい悪路や急な上り坂で、ステアリング操作に集中できる。
Xモードの「ダウンヒルコントロール」は、急な下り坂でシステムのブレーキ制御で一定速度を保つ。前方と左右の様子もカメラ映像で確認できる。
4WD車が苦手とされる対角上の片輪だけが浮いた状態の「対角スタック」も、見事にクリア。2モーター電動4WDにも長年のスバル技術が活かされる。
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みんなのコメント
少し残念なのはディーラーの気質でしょうか。