現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「新型ハリアー」そろそろ登場!? 斬新サメ顔&高出力化&安全装備強化か? 新たな「高級SUV」はどうなるのか

ここから本文です

トヨタ「新型ハリアー」そろそろ登場!? 斬新サメ顔&高出力化&安全装備強化か? 新たな「高級SUV」はどうなるのか

掲載 17
トヨタ「新型ハリアー」そろそろ登場!? 斬新サメ顔&高出力化&安全装備強化か? 新たな「高級SUV」はどうなるのか

■トヨタ「ハリアー」そろそろマイナーチェンジでは?

 現行型のトヨタ「ハリアー」がデビューしたのは2020年の6月。もう少しすると4年目となります。4年という期間は、昭和の時代であればフルモデルチェンジを迎えるほどのもの。

【画像】超カッコイイ! トヨタ新型「ハリアーCG」を画像で見る(27枚)

 ただし、モデルライフが長くなっている現在であれば、ビッグマイナーチェンジでしょう。つまり、ハリアーがそろそろマイナーチェンジをしてもいいころとなっています。

 では、マイナーチェンジでハリアーはどうなるのか…その内容を、期待を込めて予想してみたいと思います。

 ハリアーの進化の内容を予想するのにヒントとなる存在があります。それが、2020年の現行ハリアーのデビューより、後に登場した新型モデルです。具体的に名前を挙げれば、トヨタの「クラウン(クロスオーバー)」が特に重要な存在となります。

 なぜなら、ハリアーとクラウン クロスオーバーは、同じTNGA プラットフォーム「GA-K」を使っていますし、パワートレインに2.5リッターのハイブリッドを主軸とするのも同じ。

 そのためクラウン クロスオーバーで採用された新技術が次のハリアーにも採用される可能性があるからです。

 では、クラウンクロスオーバーの技術的なトピックは何でしょうか。

 特に注目となるのが、パワートレイン系の進化です。クラウン クロスオーバーは、新開発されたバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを採用しました。

 これを、これまでもあった2.5リッターのハイブリッドシステムと組み合わせています。また、2.4リッターのターボ・エンジンを使うデュアルブーストハイブリッドシステムも新開発されています。

 こちらも、使用バッテリーは、新型のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーです。

 この新型バッテリーを使う、2.5リッターのハイブリッドのシステム総合出力は172kW(234PS)、2.4リッターのターボは257kW(349PS)を達成しています。どちらも、非常にパワフルなことが特徴です。

 また、クラウン クロスオーバーは、先進運転支援システムに「トヨタチームメイト」を採用したのもトピックです。

 これは、2つの目覚ましい機能が用意されています。ひとつは、高速道路などの自動車専用道の特定の条件下での、より高度な運転のアシストとなるアドバンストドライブ。

 いわゆる“ハンズオフ”と呼ばれるもので、運転手は監視のみに注力し、ハンドルから手を離してもOKという内容です。

 もうひとつが、アドバンストパークという呼び名の駐車支援機能。より幅広いシチュエーションでの駐車支援が行われるだけでなく、スマートフォンを使っての外部からの操作も可能としています。

 さらに通信機能の進化によって、スマートフォンをクルマのカギ扱いできるデジタルキーも採用しました。

 また、クラウン クロスオーバーは、ハンマーヘッドと呼ぶライト周りのデザインが採用されているのも特徴です。これは、シュモクザメをイメージした、ヘッドライトの上のボンネット先端のデザイン処理です。

「bZ4X」で登場し、その後、クラウンシリーズや最新型プリウスで採用されています。

 さらにクラウン クロスオーバーでは、シフトノブ回りのインテリアのデザインも一新されました。シフトノブが小さくなり、シフトノブとドリンクホルダーが横に並びます。同じデザインは、最新型のプリウスにも採用されています。

 レクサス車も同じように採用されており、近年のトヨタ車の標準的なデザインともいえるでしょう。

 それに対して、2020年に登場した現行型ハリアーは、どのような内容なのでしょうか。

 パワートレインは2リッターのエンジン車と2.5リッターのハイブリッド、そしてプラグインハイブリッドの3つ。ハイブリッドは、どちらも電池にリチウムイオン電池を使っているのが特徴です。

 エンジン車の最高出力は126kW(171PS)、ハイブリッドのシステム総合出力は160kW(218PS)(FFモデル)、4WDが163kW(222PS)で、プラグインハイブリッドは225kW(306PS)となります。

 インテリアは、大きなシフトノブと大きなメーターフードのある、オーセンティックなデザインとなります。

 また、先進運転支援システムは「トヨタセーフティセンス」を搭載しますが、その上の機能となる「トヨタチームメイト」は採用されていません。

 こうした状況を鑑みると、もしも「ハリアー」がマイナーチェンジをするのであれば、進化点として予想できるのが、パワートレイン、エクステリアとインテリアのデザイン、先進運転支援機能でしょう。

 ハンマーヘッドをモチーフにしたデザインが採用されれば、ハリアーの雰囲気は大いに変化するはずです。また、パワートレインではハイブリッドの電池をリチウムイオン電池からバイポーラ型にチェンジ。

 これによって、システム総合出力は160kW(218PS)から、クラウン クロスオーバーと同等に172kW(234PS)にパワーアップすることが予想できます。

 また、インテリアを最新のシフトノブの短いものに変更。あわせてメーター周りも変更になるかもしれません。そして、運転支援もクラウン クロスオーバーと同様にハンズオフとスマートフォンでの外部からの駐車操作可能なトヨタチームメイトを採用。利便性が大きく向上することでしょう。

 つまり、予想できるのは、マイナーチェンジによってクラウン クロスオーバーに採用されていた最新技術や機能を、マイチェン版ハリアーでも採用するということです。

 もしも実現すれば、ハリアーは、お買い得度がぐっとアップ。それによるヒットの可能性も大きいでしょう。

 どちらにせよ、マイナーチェンジでハリアーはさらに磨き上げられ、魅力度がアップするのは確実です。実際どんな内容となるのかに注目です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

バスがズラ リ並ぶ「壮観すぎる光景」今年も再び!? ピーク時は“1時間あたり50便”運行へ 人気の航空祭輸送で
バスがズラ リ並ぶ「壮観すぎる光景」今年も再び!? ピーク時は“1時間あたり50便”運行へ 人気の航空祭輸送で
乗りものニュース
なぜか自販機になると買いたくなる不思議! 24時間365日買えるソフト99の「洗車用品自販機」が便利な上にファンキー!!
なぜか自販機になると買いたくなる不思議! 24時間365日買えるソフト99の「洗車用品自販機」が便利な上にファンキー!!
WEB CARTOP
F1ラスベガスFP1速報|ルイス・ハミルトンがトップタイム記録。角田裕毅は19番手
F1ラスベガスFP1速報|ルイス・ハミルトンがトップタイム記録。角田裕毅は19番手
motorsport.com 日本版
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
「めっちゃカッコいい」新型レクサス『ES』のデザインにSNSで反響
レスポンス
藤原とうふ店がWRCラリージャパン参戦!? WRC2グリアジン、愛する『頭文字D』フルカラーリングは「僕の夢だった」
藤原とうふ店がWRCラリージャパン参戦!? WRC2グリアジン、愛する『頭文字D』フルカラーリングは「僕の夢だった」
motorsport.com 日本版
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
くるまのニュース
角田裕毅のマシンが“グリッター”カラーに。RB、ラスベガスGP用スペシャル・リバリーを発表
角田裕毅のマシンが“グリッター”カラーに。RB、ラスベガスGP用スペシャル・リバリーを発表
AUTOSPORT web
フォルクスワーゲン「ティグアン」発売! 3代目に進化した全長4.5mの“VWで一番売れている”SUVはどう進化?
フォルクスワーゲン「ティグアン」発売! 3代目に進化した全長4.5mの“VWで一番売れている”SUVはどう進化?
VAGUE
台湾では「輪行」不要!? 国鉄で広がる自転車の旅はちょっと不思議な感覚
台湾では「輪行」不要!? 国鉄で広がる自転車の旅はちょっと不思議な感覚
バイクのニュース
カーメイト、改良版サイクルアタッチメント、釣り竿収納ホルダーの新製品が発売!
カーメイト、改良版サイクルアタッチメント、釣り竿収納ホルダーの新製品が発売!
レスポンス
美しい! 速そう!! カッコいい!!! 幻の日産フラッグシップ「Q80インスピレーション」市販可能性
美しい! 速そう!! カッコいい!!! 幻の日産フラッグシップ「Q80インスピレーション」市販可能性
ベストカーWeb
めっちゃカッコいいぞ!?? スズキ新型SUVをトヨタへ供給&日本導入ってマジか
めっちゃカッコいいぞ!?? スズキ新型SUVをトヨタへ供給&日本導入ってマジか
ベストカーWeb
【SHOEI】システムヘルメット「NEOTEC 3」に新グラフィックモデルの「ANTHEM(アンセム)」が設定された!   
【SHOEI】システムヘルメット「NEOTEC 3」に新グラフィックモデルの「ANTHEM(アンセム)」が設定された!   
モーサイ
軽快スポーツフルフェイス「Z-8」シリーズに新グラフィック「YAGYO」が追加!パーツ怪異イラストがかわいい!  
軽快スポーツフルフェイス「Z-8」シリーズに新グラフィック「YAGYO」が追加!パーツ怪異イラストがかわいい!  
モーサイ
「青の位置が矢印の信号機」ってなんだ? 更新で消えゆく超激レアモデルだった! 【信号機マニア・丹羽拳士朗の偏愛日記 #1】
「青の位置が矢印の信号機」ってなんだ? 更新で消えゆく超激レアモデルだった! 【信号機マニア・丹羽拳士朗の偏愛日記 #1】
くるくら
光岡自動車、シビックベースの「M55ゼロエディション」発売 イメージは1970年代 6速MTのみ 808万円
光岡自動車、シビックベースの「M55ゼロエディション」発売 イメージは1970年代 6速MTのみ 808万円
日刊自動車新聞
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
くるまのニュース
【ドライブグルメ】中央自動車道・双葉SA(上り)のオススメ テイクアウトは、ユニークな総菜パンと定番のアップルパイ
【ドライブグルメ】中央自動車道・双葉SA(上り)のオススメ テイクアウトは、ユニークな総菜パンと定番のアップルパイ
Webモーターマガジン

みんなのコメント

17件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

312.8453.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8674.8万円

中古車を検索
ハリアーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

312.8453.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8674.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村