スマート(Smart)は8月28日、新型電動SUVの『スマート #5』をオーストラリアでワールドプレミアした。この新型車は、ブランドの未来のモビリティへの一歩を示し、プレミアム中型SUVセグメントに参入するモデルだ。
#5は、ブランドのEVラインナップにおける3番目の車両であり、『#1』および『#3』と並んで、最新の電動ドライブ、ADAS技術、そしてシームレスでインテリジェントなコックピットを備えたプレミアムSUVになる。
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この新型車はメルセデスベンツによって設計され、パノラマハロルーフ、フレームレスドア、短い前後オーバーハングなど、スマートの典型的なデザイン要素を取り入れている。ホイールベースは2900mm、全長は4705mmだ。
外観には特徴的な楕円形のヘッドライトやDピラーのsmartロゴ、デュアルカラーのドアミラー、浮遊するホイールキャップなどがプレミアム感を演出している。
内装はモダンで広々としており、技術的にも洗練されている。ゼログラビティシートや革張りのシート、V字型ヘッドカーテンエアバッグ、シート一体型安全ベルトなどが特徴。後部座席には快適なヘッドルームやヒーター、シートバック調整機能、電動サンシールド、飛行機スタイルのLED読書灯が備わっている。
エンターテインメントシステムには、内蔵プロジェクターと20個のスピーカーを備えたSennheiserサウンドシステムが含まれ、音楽と同期するアンビエントライトを採用する。さらに、34の収納コンパートメントや72リットルのフロントトランク、最大1530リットルの後部収納スペースも備えている。
技術面では、25.6インチの拡張現実ヘッドアップディスプレイ、10.3インチのフルカラーUltra HD LCDメータークラスター、2つの13インチAMOLED 2.5Kディスプレイが搭載されている。高度なAI音声アシスタントにより、ドライバーは音声だけで多くの機能を操作できる。
800ボルトプラットフォームを採用したスマート#5は、充電速度と航続において新たなレベルを達成している。100kWhのバッテリーは、15分で70%まで充電可能で、最大740kmの航続を実現する。また、220Vの電源ソケットも装備されている。
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