光岡自動車は7月13日、新型モデル『Viewt story(ビュート・ストーリー)』を2023年9月21日(木)に正式発表し、翌22日(金)より販売を開始すると明らかにした。
いまから30年前の1993年にデビューした『ミツオカ・ビュート』。富山県富山市に本拠を置く同社を代表するモデルのひとつであるコンパクトカーは、愛らしさとレトロなイギリス車風のデザインで人気を博してきた。
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シリーズ3代、30年にわたり累計1万3000台のロングセラーカーとして愛されたモデルの後継車となる『ビュート・ストーリー』は、ミツオカのDNAとも言える職人の愛情と情熱によって生み出される手作りのクルマだ。
そんな4代目のデザインでは、丸型LEDヘッドランプや同じく丸形のテールランプ、ハート型のグリルなど、どこか人懐こい表情とレトロで愛らしいデザインが継承された。その一方でシステム面では先進安全装置などがより充実しており、「進化しながらも、変わらない心を持った」1台に仕上がっているという。
なお先代ビュートが、ニッサンのコンパクトカー『マーチ』をベース車両に用いていたのに対し、新型ビュート・ストーリーでは初めてトヨタのクルマが使用され、同じくコンパクトカーの『ヤリス』がベースとなっている。
そんなビュート・ストーリーの企画は2019年末頃にスタート。3年以上にわたる準備期間を経て、いよいよこの8月より生産が開始される予定だ。2023年の生産計画台数は約40台が見込まれ、2024年には年間約200台を生産する計画が立てられている。車両本体価格は308万~420万2000円(税込)だ。
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