2018年6月14日、東京都武蔵野市吉祥寺にあるトライアンフ東京において、我々報道関係者を対象にスピードトリプルRSの発表会及びタイガー800 TRAMONTANAのお披露目。そしてトライアンフ東京のオープン1周年を記念するカジュアルパーティが開催された。REPORT●近田茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)
会場となったのはショールーム1/2階の2フロアを使用。1階で発表会とフォトセッションが終了した後は、2階フロアでドリンクや美味しいフィンガーフードのおもてなしも。発表されたばかりのスピードトリプル RS等を目前にしながらのバイク談義等、参加した報道陣はしばしユッタリと歓談の時を楽しんだ。
税込100万円以下! コスパ重視系のカワサキZ900は予想以上に走れるヤツだった。
満を持して国内導入されたスピードトリプルRS
発表会は、トライアンフモーターサイクルジャパンの野田一夫社長の挨拶からスタート。もちろんメインとなったのは、スピードトリプル史上最強のハイパフォーマンスを持つ新型の“RS”。一足早く海外で試乗された佐川健太郎さんをゲストに招きトークセッションを交えながらスピードトリプルRSの進化した魅力が解説された。
トライアンフのブランド復活に重要な役割を果たした3気筒エンジン搭載のネイキッドスポーツは1994年以来既に24年もの歴史を積み重ねてきているが、このスピードトリプルRSはまさに最強のパフォーマンスを誇ると言う。
105点もの新しい部品で刷新された1050ccDOHC12バルブエンジンは、なんと13対1に迫る高圧縮比を達成。ARROWのスポーツサイレンサーがマッチされ、150ps/10500rpmの最高出力と、最大トルクは117Nm/7250回転を発揮。6速マニュアルトランスミッションも熟成されている。アルミ製ツインスパーフレームやリヤの片持ちスイングアームを採用。乾燥重量は189kgに過ぎないのだから、動力性能や操縦性の鋭さは期待大と言うわけだ。さらに最先端の電子制御装置満載で、安心して高性能が楽しめると言うだけに、筆者にとっても試乗機会が待ち遠しい一台である。
特別なタイガー、“TRAMOMTANA”
続いて風間晋之介さんをゲストに招いてタイガーTRAMOMTANAをお披露目。本国でトライアンフ社内の有志がタイガー800をベースに約30項目をモデファイし1台のラリー参加車両を造り上げた。ちなみに馬力は101BHP、トルクは82Nmを発揮。乾燥重量はなんと176kgという軽さだ。しかも2018年のパン・アフリカ・ラリーに初出場し、マキシ・クラスで堂々の2位入賞を果したのだから驚きだ。
当初の目標を大きく超えた旗艦店の1年
なお今回発表会場となったTRIUMPH TOKYOは開店一周年を迎えるトライアンフブランドで日本を代表するフラッグシップ店。展示台数は30台。全商品を展示し全車種の試乗が可能となっている。これまで約4000人の来場者数を数え、計画の140%増し、210台の販売実績を誇っている。今回の“RS”に限らず、トライアンフに興味がある人は一度訪れてみると良いだろう。
■トライアンフ東京■
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺南町5丁目3番18号
TEL : 03-4400-7500
営業時間 : 10:00~19:00
定休日:月曜日(祝祭日を含む)
URL:http://www.triumph-tokyo.jp
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