■平成が始まってから30年。クルマの好みは変わったのか
時代とともに人の趣向や好みは変わっていきます。それは「クルマ」に関しても同様で、カクカクとした四角いクルマや丸みを帯びたデザインなどその都度、その時代を表すクルマが登場するのです。
日本のコンパクトは「ノート」「アクア」の2強時代? なぜ「フィット」は加われないのか
2019年4月30日には、「平成」という一つの時代が終わります。平成は、1989年1月8日から始まりました。では、その当時から現在まで日本のクルマはどう変化していったのか「普通車(登録車)の販売台数ランキング」をもとに振り返ってみましょう。
平成が始まった1989年は、「消費税3%」がスタートした年でもあります。その当時「販売台数ランキング」を独占していたはトヨタです。上位には「カローラ」、「マークII」、「クラウン」とセダンがクルマを象徴する時代ということもあり、人気を博していました。
トヨタ「カローラ」は、1969年から2001年までの33年間、「販売台数ランキング」の首位を維持しさまざまな派生車を持ちながら日本を代表するクルマとして君臨。2018年には、12代目となる「カローラ スポーツ」が登場するなど「カローラ」ブランドは今なお世界で人気のモデルとなります。
トヨタを代表する「カローラ」の記録を破ったクルマは、ホンダのコンパクトカー「フィット」です。2002年に「販売台数ランキング」で1位を記録しますが、翌年2003年には再び「カローラ」は首位奪還。
2003年から2007年までは、「カローラ」が首位を維持、2008年は「フィット」とトヨタとホンダのライバル対決が続きますが、2009年には世界初の量産型ハイブリッド車トヨタ「プリウス」が首位に躍り出ます。
その後も2009年から2012年「プリウス」、2013年から2015年トヨタ「アクア」、2016年から2017年は再び「プリウス」とトヨタブランドの強さが際立つ状況です。
首位争いは、この約30年間で「プリウス」「アクア」「フィット」の三つ巴の戦いでしたが、2位以下は時代とともに変化しています。
■移り変わる時代とともにクルマの好みも変わった?
1995年あたりまででは、それまでランキング上位はセダンが独占状態でした。しかし、徐々にトヨタ「エスティマ」やホンダオデッセイ」といったミニバン、ホンダ「CR-V」やスバル「レガシィ」といったRVやツーリングワゴンがランキング上位に入ってくるなど、年代ごとに変化が大きくユーザーの趣向が多様化。
2000年前後では、コンパクトカーが多くなりつつ、ミニバンも常連化。その後、前出「プリウス」の登場によりエコカーが時代を象徴していきます。
そして、2018年は平成30年を迎える区切りの年です。2018年1月から11月までの「普通車販売台数ランキング」の合計台数は、トヨタ「プリウス(108401台)」、トヨタ「アクア(117511台)」、そしてここに来てテレビCMでもおなじみの日産「ノート(128260台)」と現時点で首位を維持。
2018年11月末にあった「ゴーン氏逮捕」や同年12月17日に発売されたトヨタ「プリウス」のマイナーチェンジの影響がどう反映されるか、2019年の年明けには正式な「2018年 普通車(登録車)の販売台数ランキング」が発表されます。
クルマ業界の平成最後は、トヨタと日産どちらに勝利の女神が微笑むのでしょうか。
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