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ベントレー ベンテイガの生産台数が2万台を達成。ブランドに多くの「初」をもたらしたラグジュアリーSUV

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ベントレー ベンテイガの生産台数が2万台を達成。ブランドに多くの「初」をもたらしたラグジュアリーSUV

Bentley Bentayga

ベントレー ベンテイガ

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約100時間かけて作るベントレー流SUV

ベントレーは2020年6月4日、ベンテイガの累計生産台数が2万台に達したと発表。ベンテイガはベントレー初のSUVとして2016年より販売をスタートし、モデルバリエーションを多彩に拡大しながらベントレーに新風を吹き込み続けてきた。

ベンテイガはベントレー流のクラフトマンシップを固守しながら、230名のスタッフにより日々英国クルー工場で生産されている。熟練職人による手作業も多く、1台完成までのタスクタイムはおよそ100時間におよぶという。

ベントレー史上最も過酷な開発テストを実施

ベンテイガは、ベントレー史上もっとも過酷な開発テストを経て生まれたクルマでもある。5大陸にわたる土地でプログラムを実施。南アフリカの砂利道からドバイの砂丘、泥だらけのチェシャーの道までありとあらゆる場所を走破した。

ノルウェイ北部のノールカップ岬では凍りつくような摂氏マイナス30度の空気に耐え、砂漠地帯ではじりじりと照りつける太陽のもと摂氏50度の中でテストを実施してきた。

48Vのアクティブスタビライザーもいち早く導入

荒れ地や未舗装路だけでなく、ターマックでの走行性能の高さもベンテイガが備えた美点のひとつ。SUVでは世界初となる48Vシステムを利用したアンチロール・システム“ベントレー・ダイナミック・ライド”も採用し、コーナリング時の安定性とキャビンの快適性を一段高いレベルへと引き上げた。

パワートレインは自慢のW12をはじめ、V8のガソリン及びディーゼル、プラグインハイブリッドまでラインナップ(日本市場はW12およびV8ガソリンのみ)する。

全長5m超、全高1.8m近い巨体を猛然と加速する心臓

6.0リッターのW12ツインターボエンジンは最高出力608ps/最大トルク900Nmを発し、0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は301km/h。全長は5mを超え、全高1.8m近い巨体が猛然と空気を切り裂く様は圧倒的な迫力がある。追って登場した高性能仕様のベンテイガ スピードにいたっては最高出力が635psまで引き上げられ、最高速度は306km/hに達した。0-100km/h加速はついに4秒切りの3.9秒を記録している。

4.0リッターV8ツインターボであっても最高出力は550ps、最大トルクが770Nm。0-100km/h加速は4.5秒と、余りあるほどのパフォーマンスを誇る。

パイクスピークで市販SUVの新記録を樹立

ベンテイガのパフォーマンスは、過酷なことで知られるヒルクライムレース・パイクスピークの記録としても証明されている。

2018年6月24日、アメリカ・コロラドのパイクスピーク インターナショナル ヒルクライムでベンテイガは量産SUVのスピード記録を樹立。標高5000フィート、全長12.42マイル(約20km)、156のコーナーが待ち受けるコースを10分49秒9で走りきった。平均速度は66.5mph(約107km/h)。既存の記録を2秒近く更新する快挙だった。

新時代を告げるプラグインハイブリッドも導入

2019年夏には、ベンテイガにまったく新しいモデルが追加された。ベントレーとしては最もコンパクトな3.0リッターのV6ガソリンターボユニットに、最高出力128ps/最大トルク400Nmを発生する永久磁石同期モーターを組み合わせたプラグイン ハイブリッドだ。

電気のみを使うEVモードの航続距離は39km、ガソリンが満タン、電気もフル充電の状態での総航続距離は747km。CO2排出量は79g/km(WLTPモード)、燃費は3.5L/100km(WLTP。約28.6km/L)を実現し、ベントレーの現行ラインナップ中で、もっともエココンシャスなモデルとなった。

ベンテイガのプラグインハイブリッドは、電動化が進む自動車業界の激しい潮流にベントレーが投じた第一弾といえる。同社は、2023年までにすべてのモデルに電動パワートレイン車を設定することを明らかにしている。

ベントレーに多くの「初」をもたらしてきたベンテイガ。2万台生産の節目を迎え、今後はいかなる“冒険”に踏み入れていくのだろうか。

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みんなのコメント

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  • 今のSUV潰れたら次はベンティガV8ツィンターボモデルだな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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