「聖域」大改革は成功だった!? トヨタ販売店統一から2年の現状と課題

　2020年5月からスタートした、トヨタ販売店での全車種併売。チャネル名は残っているものの実質的な系列統合ともいえる改革が起こってから、丸2年が経過した。

　ユーザーには混乱を与えたが、購入できる車種が増えたことは、利点にもなっただろう。対して販売店にとって、この改革はどのように働いたのであろうか。変革後の販売店を取材して見えてきた事実から、併売化による長所と短所を考えていく。

文：佐々木亘／写真：トヨタ

■競争激化？いや、得意車種が明確になっただけだ

　多くの販社が喜んだのは、ビジネスカーを全車種売れるようになったことだろう。

Comments

自分の住む県はトヨペット店＆カローラ店、トヨタ店＆ネッツ店（＆旧ビスタ店）に会社が二分化された。二年前、トヨペット店の担当者さんに、全部のトヨタ車を勉強しなければならないから大変ですねと言ったら、そうなんですよ…と、ため息ついてたな。トヨタの敵は日産でもホンダでもなく、トヨタだよ

トヨタ‥そういえばそんな会社が作ったクルマに乗っていたっけな。トヨタオートとかトヨタビスタ店とかに世話になってたっけ。