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「ランクル70」は11月から生産開始!? 「ランクル250」は2024年生産開始濃厚……大人気ランクルはいつから買える?

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「ランクル70」は11月から生産開始!? 「ランクル250」は2024年生産開始濃厚……大人気ランクルはいつから買える?

 8月2日に同日発表されたランドクルーザー250とランドクルーザー70。すでに大盛り上がりな状況だがまだ販売会社には配車枠などは決定していないようだ。しかし、独自取材からそれぞれの生産予定が見えてきた。ここから推察できるおおよその販売予定に向けて、ランクル購入の準備を進めていこう。

※一部情報をアップデートしました(2023年8月17日12:00)

「ランクル70」は11月から生産開始!? 「ランクル250」は2024年生産開始濃厚……大人気ランクルはいつから買える?

文:ジョー城ヶ崎/写真:ベストカーWeb編集部

■ランクル70が先陣を切って動き出す

復活したランクル70。250に先駆けてまずは70から販売がスタートする

 待望の日本市場再導入が決まったランクル70。車両の詳細情報は、ベストカーWebに細かく熱く綴ってあるので、そちらを参考にしてほしい。

 さて、2023年冬発売と発表されたランクル70の、「一般ユーザー向け」車両の生産は11月1日を開始予定として動いているようだ。この日程は、購入ユーザーへ対応するトヨタ販売店向けに発表されたもので、販売店はこちらのスケジュールをもとに動き出している。生産台数は月間に400台前後を予定しているという。

 生産ラインは150系プラドを作っていた田原工場ではなく、ランクル300やこれまでも70を作ってきたトヨタ車体の吉原工場になる。

 先に、一般ユーザー向けの車両生産は11月1日と記述したが、実は吉原工場で行われる国内向けのランクル70の生産は、9月初旬からスタートするという情報も入ってきた。ただこちらについては一般販売用の車両の生産開始ではないようで、カスタマーが受け取れる車両については11月以降の生産なのは間違いないようだ。

9月生産スタートは試乗車や展示車など確保のためか?

 ここで振り返りたいのが、アル/ヴェル発表時の大混乱。この大きな混乱を招いた要因は、販売店向けの展示車・試乗車である。簡単に言えば、全拠点に販売当日までクルマを届けると言っていたのに間に合わなかったと悲しい歴史がある。これは当然全力で取り組んでいたにも関わらず、結果としてそうなってしまったというもの。

 アル/ヴェルはトヨタも大切に売りたい車種だったが、販売開始時に全拠点へ展示車両を配備するという大きな目標は果たせなかったのだ。同じくランクルもトヨタの中では最重要車種の一つに挙げられる。販売店との綿密な連携はもとより、十分な販売環境を整えるのもメーカーの務めだろう。

 したがって、発売時期が未定の状態で、9月から生産ラインを動かし、なんらかの調整をしている可能性があり、ここからもトヨタの本気度がうかがえる。詳細な販売スケジュールは追って発表されていくはずだ。

[articlelink]

■ランクルの中核を担う250の生産開始は'24年5月から

角目と丸目は納車後にもカスタマイズで変更できるというのが非常に大きなメリットとなる

 特別仕様車「First Edition」を含めて、2024年前半の販売予定とアナウンスされたランドクルーザー250。「丸目と細目のどっちにする?」など、既に注文を見越した話題で溢れかえっている。

 まず、通常販売されるランドクルーザー250は、2024年5月から生産がスタートする予定が組まれているという。しかしこれはあくまでも仮予定で流動的だ。生産ラインは、現行プラドやレクサスGXを作る田原工場が濃厚。

 また、特別仕様車のFirst Editionの存在が気になるところだが、こちらは2024年3月から生産を開始という仮予定。通常のランクル250より早く作り出し、台数限定モデルとなることが濃厚。

 販売方法や時期は、現在メーカーで検討中。台数限定となるFirst Editionはディーラーで購入希望者の受付を行い、メーカーで抽選という方式が取られるだろう。時期は未定だが2024年の早い段階で動きがありそうだ。

 250のスケジュールについてはまだまだ流動的な状況。待ち焦がれる人が多い新型ランクル250なだけに、1日も早い登場をお願いしたいところだ。

■期待はあるも長納期はほぼ確定か?

武骨なリアスタイルのナナマル。早めの登場でマーケットは大いに盛り上がりそうだ

 今回判明したのは、ランクル250と70のそれぞれの生産開始時期。その後の売り方については今後明らかになっていく。

 ワールドプレミアで感じたのは、ランドクルーザーというブランドを従来の形に戻したいというトヨタの意気込み。ランクルは命を守り繋ぐクルマであり、生活の中の道具(相棒)なのである。価格高騰を呼び、プレミアがついて手に入りにくいクルマにはしたくないという思いが、ひしひしと伝わってきた。

 こうした願いや思いが叶うのかは、生産台数の確保ができるかどうかにかかっている。欲しい人が欲しい時に買えるクルマになることを、筆者は切に願うばかりだ。ランクル300の時のように、転売対策を講じなければならない売り方にだけはならないでほしい。

転売ヤーが殺到しそうなランクル250。一部の不届きもののせいで一般ユーザーの購買が制限されるのは残念だ

 ランクル70も250も、カタログモデルがどのように販売されるのかはまだ分からない。抽選にするのか、先着とするのか、この辺りは今後メーカー主導で話が詰められていく模様。

 ただ、アルファード・ヴェルファイアの時のような、記者発表日からの先着販売の形式になる可能性は低いと思う。予約受注期間を設けた、馴染みのある売り方がランクル70・250ともに行われるだろう。

 今後、2023年秋から冬にかけて、発売時期や価格といった、販売に直結する情報が出てくる。ランクル熱を下げることなく、発売までの期間を楽しみに待とう。新たな情報が入り次第、続報をお伝えしていく予定だ。こちらも楽しみに待っていてほしい。

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みんなのコメント

63件
  • どうせ日本人は買えないさ。
  • ナナマルを運良く買えたとして、どこ行くの?
    もしかしてわざわざアウトドア?
    今乗ってる車でも十分でしょ、と嫁の言う事は決まってる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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