マルク・マルケス、年が明けてドゥカティについてのコメント解禁！「新しいマシンに予想以上に速く適応できた」

　マルク・マルケスは、長年在籍してきたレプソル・ホンダを2023年限りで離れ、2024年はグレシーニのライダーとしてドゥカティのマシンを駆り、MotoGPを戦うことになる。そのマルケスは昨シーズン終了直後に行なわれたポストシーズンテストで、ドゥカティのマシン”デスモセディチGP”を走らせたが、予想していたよりもずっと速く適応することができたと感じているという。

　バレンシアのポストシーズンテストでドゥカティのマシンを初めて走らせたマルケスだったが、ホンダとの契約により、その当時のことは、2023年中には口にすることができなかった。

　しかし年が明けた直後、マルケスはDAZNに「予想よりもずっと早く適応することができたんだ」と語った。

「あまり熱心にはスイートスポットを探らなかったんだけど、タイムが出たんだ。ドゥカティのマシンはホンダのマシンとは異なるし、スタイルも違うけどね」

「僕はチャンピオンマシンに乗り込んだわけだし、それを手にしている。そしてこのバイクで速く走るライダーがたくさんいるんだ」

　マルケスはドゥカティのバイクでの初テストで、最初から速さを見せることになったが、まだまだやることはあると感じているようだ。

「スピードはあったけど、理解しなきゃいけないことはまだたくさんある」

　そうマルケスは語った。

「必要なのは、もっと速く走ることではなく、もっと安定して走れるようにすることなんだ」

「そして何よりも、チームとのコミュニケーションも深めなきゃいけない」

「僕は別のグループで11年間働いてきた。今は新しいグループの一員になったんだ。みんな僕のことを、大いに歓迎してくれている。そういうのは、いつも嬉しいことだ」

　マルケスは1月20日にイタリアで行なわれるチームの発表会に参加し、その後2月6～8日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行なわれるプレシーズンテストで、再びドゥカティのバイクに乗る予定だ。

　なおマルケスのチームメイトは、実の弟であるアレックス・マルケスだ。

Comments

[hid********]

ドゥカティの首脳陣は忖度できないライダーに頭を悩ませそうですね
いろんな意味で風穴が開きそう

[灯り]

これでホンダが復調したら、まて戻ると言い出すつもりなのだろうか?