現行の「NX」に近いサイズ感で登場か
トヨタのプレミアムブランド レクサスは、初の純電動モデルとなるSUV「レクサスRZ」を4月20日にワールドプレミアすると発表した。
RZは、トヨタが昨年12月に行ったEV戦略の発表の際にプロトタイプが披露され、豊田章男社長自らテスト走行するムービーが公開された。その中身はトヨタ初の純電動SUV「bz4X」と共用する部分が多いとみられるが、レクサス専用の設計がどこまで及んでいるのか注目される。
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ボディサイズは現時点では公開されていないが、bz4X(全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm)に近いサイズ感で登場するのではないだろうか。これを既存のレクサスラインナップにあてはめると、「NX」に近い立ち位置となり、街中でも扱いやすいプレミアムミドルサイズSUVのEV版という位置付けとなりそう。
パワーは300ps超か
パワートレーンについて正式な発表はないが、グレード名には「RZ 450e」が採用されると見られており、この場合、450は内燃機関に換算した場合の出力を表す。よってbz4Xのシステム出力160kW(約218ps)に対してより高出力のパワートレーンを搭載するだろう。300psオーバーを達成すると期待したい。
4輪制御システムにも最先端の技術を投入
走りに関しては、プロトタイプを運転したマスターテストドライバーでもある豊田社長が「四輪接地感が非常にいい」「いつまでも乗っていたいクルマ」と評しているだけに、EVならではの低重心がもたらす良好なハンドリング性能が期待できそうだ。また、4輪制御システムに先進の「DIRECT4」を採用するとみられ、これは前後輪の駆動力配分やブレーキ制御を自在に制御できるシステムとなっている。
注目されるステアリング形状
さらに、今回の発表でサプライズとなったのは内装の公開で、上半分を取っ払ったようなデザインのステアリングは斬新そのもの。このステアリングデザイン自体はbz4Xでも一部地域で選択可能とアナウンスされていたが、今回オフィシャルフォトで予告されたことからRZへの採用が期待できそうだ。
RZの販売開始時期は発表されていないが、bz4Xは年央の発売が予定されており、その前後にローンチされる可能性が高いだろう。まずは特設webサイト(https://lexus.jp/models/rz/worldpremiere/)での公開に注目したい。発表は4月20日、午後7時が予定されている。
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みんなのコメント
さらに発売したとして納期は何年後とかって意味ないだろ。
早くブームが去って欲しいよ