メルセデスのバルテリ・ボッタスは、イタリアGPの予選Q3でミスをしてその後のアタックが難しくなってしまったことや、最後にトウ(スリップストリーム)を使うことができなかったことが理由で、タイムを伸ばせなかったと話した。
今週末はFP1でハミルトンよりも速いタイムを残していたボッタスだったが、予選Q3の最後のアタックではハミルトンに0.35秒及ばず、4番手となった。ボッタスはハミルトンよりも前を走ってアタックを行ったため、スリップストリームを使用することができなかったが、この予選は今週末のセッションの中で両者の差が最も縮まったセッションでもあった。
「ルイスと比べて、ストレートでほとんどのタイムを失った」とボッタスは話した。
「Q3の最初のアタックではターン1でタイヤがロックアップしてしまい、そのせいで2度目のアタックがより難しくなった」
「全体的にラップをまとめるのは容易なことではなかった。でも最後のラップでトウを使うことができていたら、もっと良いラップになっていただろう」
メルセデスは、予選を通してハミルトンとボッタスの両方にトウを利用させるため、彼らを近い距離で走らせることを決断した。まず最初にボッタスがハミルトンの後ろを走ってトウを利用し、最後のアタックでは順番を入れ替えてハミルトンがトウを利用した。
「最初のアタックは良かった。(ターン1で)0.5秒失ったけれど、それ以外のところでは(ハミルトンに)かなり接近していた」
「ラップタイムがどれくらいだったかを確認して、全てを理解できて良かった」
「後ろにいるレッドブルからのリスクはそれほど大きくなかったし、それで良かった。というのも僕はマシンのパッケージから100%を引き出すことはできなかったんだ」
「ロングランではマシンバランスが良かったし、今のセットアップもかなり近い。全てうまくいっているよ」
チーム代表のトト・ウルフは、ここまでボッタスが安定せず、各セッションごとにいくつも変更を施したと明かした。
ボッタスはこれまでのレースでハミルトンと僅差の争いを繰り広げてきたが、ここまでは”かなり難しい週末だった”と認めている。
「僕らはFP3に向けてセットアップを大きく変更した。するとブレーキング中のマシンの挙動がかなり変わってしまった」
「だからターン1とターン4(ふたつ目のシケイン)でのブレーキングではバンプを乗り越えて、マシンがさらに変わってしまい、非常にロックアップしやすくなった」
「FP3ではたくさんミスをしたし、クリーンなラップを走ることができなかった」
「金曜日の時点ではかなり遅れをとってしまった。でもマシンバランスに関していくつか微調整を行ったので、マシンは格段に良くなった」
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