FCAは現地時間3月4日、新型「500(チンクエチェント)」を披露した。FCA初となるフルEVで、「500」シリーズとしては第三世代目のモデルとなる。欧州では同日、予約注文が開始され、発売時限定のローンチエディションは2万9000ポンド(約400万円/英国価格)の値札が与えられる。
この度発表されたモデルは、従来モデルをEV化したものではなく、「完全なる新型車」と謳われている。レベル2の自動運転技術(ステアリング制御を含む運転支援)も搭載しているとのこと。メーカーの発表によれば、2007年に登場した現行モデルがスタイルと可愛らしさで人気を集めたのに対し、3代目となる新型は、持続可能性、コネクテッド技術、運転支援の3要素がキーワードとなる。
電気自動車としての性能をみると、バッテリーは42kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は199マイル(=約318km/WLTPモード)、最高出力は85kW(116ps)と公表される。また高速充電に対応し、わずか5分の充電で30マイル(約48km)走行できるだけの充電が可能と謳われている。
運転支援機能については、前方にカメラを搭載しており、自車両に対して前方および横方向の動きを検知可能で、歩行者も認識するという。さらに車線が検知できる環境下においては、車線の中央を走行するようステアリング制御を行う。また超音波センサーで死角にある並走車を認識し、ドアミラーに三角マークでその存在を知らせるブラインドスポットモニターを備える。さらに駐車時は360センサーにより、車両周辺の障害物を検知し、安全な車庫入れをサポートする機能も用意されるとのこと。
このように先進装備を数多く備える新型500。さらに新型では、ジョルジオ・アルマーニやブルガリといったイタリアンファッションブランドや、イタリアの家具メーカー、カルテルとのコラボモデルも同時に発表された。
さまざまな話題を提供する新型500。なお、披露されたモデルはオープン版の500C。今後のクローズド版の存在や、内燃エンジン搭載車の存在も気になるところ。引き続き、新型500の動向に注目していきたい。
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