現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マツダから3代目「新型CX-5」登場!? 次期型は25年頃発売か どんな人が興味示す? 自社ハイブリッド搭載明らかに

ここから本文です

マツダから3代目「新型CX-5」登場!? 次期型は25年頃発売か どんな人が興味示す? 自社ハイブリッド搭載明らかに

掲載 5
マツダから3代目「新型CX-5」登場!? 次期型は25年頃発売か どんな人が興味示す? 自社ハイブリッド搭載明らかに

■マツダの総販売台数の1/3を占める中核「CX-5」

 マツダは、2024年3月期(2023年4月?2024年3月)の決算を発表しました。
 
 そこでは、次期型「CX-5」の開発に初めて触れましたが、販売店にはどのような反響があるのでしょうか。

【画像】これが次期CX-5!? カッコいい「新SUV」の画像を見る!(51枚)

 売上高は4兆8227円で、前年同期比26.6%の増加。営業利益は2505円で同76.4%増、販売台数は124万1000台で同11.8%増で、売上高と営業利益は過去最高を記録しました。

 今回の発表は投資家向けのものであり、話題の中心は数字面。しかし今後の車種展開についても発表があり注目を集めています。

 まずはグローバルの戦略としては、CX-XX(数字2桁)という車名が付けられたラージサイズのSUV群を拡充。サイズをより細分化して商品化することで、販売拡大を狙います。

 ラージサイズ商品群として用意するのは「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」の4台。数字に比例してボディも大型化して行きます。

 CX-60は日本導入済みのモデルなので、街で見かけることも多いはず。新型となるCX-80については日本導入が予告されています。70と90は、現状は海外専売車です。

 発表ではさらに注目を集めた項目がありました。次期型CX-5の開発を明言したのです。

 CX-5は、マツダの中核を担うSUV。グローバル販売台数の約1/3を占める重要車種。

 2011年に初代がワールドプレミアされ、翌12年に発売。ミドルサイズSUVで、新世代クリーンディーゼル「SKYACTIV-D」を初めて搭載しました。2016年に2代目を発表し現行型となっています。

 現行型は2023年に商品改良。内外装のカラーリングや使用素材に小変更が加えられました。

 グレードはガソリンエンジン(1997cc直列4気筒/2488cc直列4気筒)と、ディーゼルエンジン(2188cc直列4気筒)の計3種類を用意。

 ガソリンとディーゼルそれぞれにベーシックから高級仕様・特別仕様・福祉仕様が用意され、計13種類のグレードが展開されています。

 そして今回、決算説明会で「次期CX-5」というワードが登場しました。すでに開発が進んでいるのでしょう。

 興味深いのは次期CX-5に「マツダ製のハイブリッドを搭載する計画」と表明した点。

 現在のマツダには、ハイブリッドモデルのラインアップが既にあります。

 例をあげると、CX-60に採用。ひとつは3283cc直列6気筒ディーゼルに小規模のモーターを搭載したマイルドハイブリッド方式。

 もうひとつは2488cc直列4気筒エンジンに高出力モーターと大容量バッテリーを組み合わせたストロングハイブリッドで、外部充電も可能なPHEVです。

 ちなみに以前は「アクセラ」にもハイブリッドが設定されていました。トヨタから供給を受けたシステムをベースとしていました。対してCX-60のものはマツダ自社開発です。

 現時点では、次期CX-5にどの種類のハイブリッドが搭載されるかは発表がありません。

■次期CX-5に対して販売店に反響はある?

 それでは、今回発表された次期型CX-5に対してはどんな反響があるのでしょうか。

 関東圏の販売店担当者は次のように話します。

「次期型CX-5について、問い合わせはちらほらとあります。

『ハイブリッドモデルが出るのであれば教えてほしい』という人もいました。

 現状、CX-5はディーゼルエンジンのモデルが人気で多くのお客様に走行感覚など満足いただいています。

 しかし、ハイブリッドモデルもあるCX-60ではディーゼルエンジンとどちらも人気のため、CX-5でもハイブリッドモデルが出れば人気が分かれると思います」

 関西圏の販売店担当者は次のように話します。

「CX-5は人気車種のため、現在も多くの問い合わせがあります。

 今回、次期型モデルについて明言がされましたが、現状発売時期など詳しいことはわかっていません。

 まもなくCX-80が発表されるので、それ以降になると考えられます。

 次期型CX-5にはハイブリッドが搭載されるとのことですが、以前から『CX-5についてハイブリッドモデルが出てほしい』という声はありました。

 実際に、CX-60のハイブリッドモデルを検討している人から、『駐車場のサイズ的にCX-60は難しくてサイズダウンしたモデルが欲しいけど、CX-5にはディーゼルとガソリンの設定しかないのか』と残念がる人もいました」

※ ※ ※

 次期型CX-5は、EZ-6のようにPHEVとEVの設定も出るのか、もしくは「MX-30 R-EV」のようにロータリーエンジンを発電機として搭載したシリーズハイブリッド方式を採用するのか。

 はたまた完全新開発のシステムが搭載されるのか、さらにプラットフォームは完全新規となるのか、想像が尽きません。

 現行となる2代目は2017年に登場しています。2025年で8年目を迎え、フルモデルチェンジには適したタイミングと言えそうです。

関連タグ

こんな記事も読まれています

マツダ「新型SUV」発表へ! エンジンは”トヨタ”製!?な「ハイブリッドモデル」! 超カッコイイ「CX-50HV」アメリカに登場予定も日本への導入は?
マツダ「新型SUV」発表へ! エンジンは”トヨタ”製!?な「ハイブリッドモデル」! 超カッコイイ「CX-50HV」アメリカに登場予定も日本への導入は?
くるまのニュース
トヨタ“新型”「ハリアー」まもなく登場!? 大人気の「高級SUV」は高出力化&内外装変更か? デビュー4年目の「上品モデル」どうなるのか
トヨタ“新型”「ハリアー」まもなく登場!? 大人気の「高級SUV」は高出力化&内外装変更か? デビュー4年目の「上品モデル」どうなるのか
くるまのニュース
トヨタ新型「カローラ」いつ登場!? 新パワートレイン搭載で「めちゃ燃費アップ」も? デビュー6年目の「超人気セダン&ワゴン」次期型どうなるのか
トヨタ新型「カローラ」いつ登場!? 新パワートレイン搭載で「めちゃ燃費アップ」も? デビュー6年目の「超人気セダン&ワゴン」次期型どうなるのか
くるまのニュース
トヨタ新型「RAV4」そろそろ登場!? もっと無骨に“大変身”&新パワートレイン搭載も? デビュー6年目の「超人気SUV」次期型どうなるのか
トヨタ新型「RAV4」そろそろ登場!? もっと無骨に“大変身”&新パワートレイン搭載も? デビュー6年目の「超人気SUV」次期型どうなるのか
くるまのニュース
打倒ハリアーなるか!? [新型CX-5]やっとハイブリッド搭載!! 
打倒ハリアーなるか!? [新型CX-5]やっとハイブリッド搭載!! 
ベストカーWeb
全長5m超え! トヨタ新型「ハイランダー」発表! 豪華装備×快適機能搭載!? 廉価版は約70万値下げも… 中国市場に投入
全長5m超え! トヨタ新型「ハイランダー」発表! 豪華装備×快適機能搭載!? 廉価版は約70万値下げも… 中国市場に投入
くるまのニュース
ホンダ新型「“すごい”セダン」発表! “最強”ハイブリッド搭載&“3年ぶり”顔面刷新! 待望の「シビック」米に登場
ホンダ新型「“すごい”セダン」発表! “最強”ハイブリッド搭載&“3年ぶり”顔面刷新! 待望の「シビック」米に登場
くるまのニュース
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
全長5m級!トヨタが新たな「ラージSUV」まもなく発売!? 17年ぶり復活! 斬新フェイス&車中泊出来そう空間の「クラウン」 発売はどうなった?
くるまのニュース
トヨタ新型「超スポーティ“クラウン”」現状は? 「ハリアーサイズ」にド派手デザイン採用! 300馬力超え「クラウンスポーツ」オーナーの評価とは
トヨタ新型「超スポーティ“クラウン”」現状は? 「ハリアーサイズ」にド派手デザイン採用! 300馬力超え「クラウンスポーツ」オーナーの評価とは
くるまのニュース
スタイリッシュな新型「4ドアセダン」発売! 1000台限定で「495万円から!?」 日本の道で試したBYD「SEAL」の実力とは
スタイリッシュな新型「4ドアセダン」発売! 1000台限定で「495万円から!?」 日本の道で試したBYD「SEAL」の実力とは
くるまのニュース
ホンダ「新型ヴェゼル」登場! 3年ぶり刷新で「斬新アウトドア仕様」も新設定! 新色「オシャグリーン」も追加の“コンパクトSUV”に反響あり!
ホンダ「新型ヴェゼル」登場! 3年ぶり刷新で「斬新アウトドア仕様」も新設定! 新色「オシャグリーン」も追加の“コンパクトSUV”に反響あり!
くるまのニュース
トヨタ高級SUV「ハリアー」なぜ人気? スタイリッシュデザイン×高級内装採用! 2年刷新無くも売れている… 312万円から価格も魅力か
トヨタ高級SUV「ハリアー」なぜ人気? スタイリッシュデザイン×高級内装採用! 2年刷新無くも売れている… 312万円から価格も魅力か
くるまのニュース
スバル「スゴイ“水平対向エンジン”」初公開に大反響! 「スバルらしさ」を追求して次世代エンジン開発へ! 厳しくなる規制に「ボクサー消滅しないで」の声
スバル「スゴイ“水平対向エンジン”」初公開に大反響! 「スバルらしさ」を追求して次世代エンジン開発へ! 厳しくなる規制に「ボクサー消滅しないで」の声
くるまのニュース
目がない…斬新「天才タマゴ」登場! “エスティマみたいな流線”デザイン!? 1000万円超え「MEGA」 乗るとどう? 中国で試乗
目がない…斬新「天才タマゴ」登場! “エスティマみたいな流線”デザイン!? 1000万円超え「MEGA」 乗るとどう? 中国で試乗
くるまのニュース
トヨタ「“大人気”カクカクSUV」に大反響!「“昭和レトロ顔”ランクル」に“リスク懸念”も? 誕生40周年の「ナナマル」ってどんなクルマ?
トヨタ「“大人気”カクカクSUV」に大反響!「“昭和レトロ顔”ランクル」に“リスク懸念”も? 誕生40周年の「ナナマル」ってどんなクルマ?
くるまのニュース
トヨタ新型「FJクルーザー」!? 復活待望の“旧車デザイン”な「本格4WD」! 丸目&タフデザインの「次期型モデル」予想CGに反響も
トヨタ新型「FJクルーザー」!? 復活待望の“旧車デザイン”な「本格4WD」! 丸目&タフデザインの「次期型モデル」予想CGに反響も
くるまのニュース
「まさかお前が…!?」 セダンやクーペから「“SUV”に変身していた」意外な国産車3選
「まさかお前が…!?」 セダンやクーペから「“SUV”に変身していた」意外な国産車3選
くるまのニュース
日産の新型「コンパクトSUV」発表! ネットでも反響多数!「私も見に行きたい」の声も! 顔面刷新で”斬新グリル”に変貌の「ノートAUTECHクロスオーバー」登場
日産の新型「コンパクトSUV」発表! ネットでも反響多数!「私も見に行きたい」の声も! 顔面刷新で”斬新グリル”に変貌の「ノートAUTECHクロスオーバー」登場
くるまのニュース

みんなのコメント

5件
  • kto********
    >営業利益は2505円で同76.4%増

    子どもの小遣いよりも少ないな(笑)
    億円の間違いだろ!
  • lau********
    来年は赤字かな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.0422.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

41.4405.2万円

中古車を検索
CX-5の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

291.0422.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

41.4405.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村