スイフトスポーツZC33Sは筑波で何秒出るのか。その疑問に応えるために筑波2000を編集部で占有してみた。1月の晴れた寒い朝にプロとアマがライトチューン仕様でアタックした!!
スイフトスポーツZC33Sは筑波サーキット・コース2000で何秒出るのか。12月に行われたレブスピード主催『第29回筑波スーパーバトル』はなんと雨だった……。
そこで再度1月24日にサーキットを借りて走らせてみた。(本当の目的はスーパーバトルをドライでやることだけど)
冷えている1周目からでも確実な制動力! ENDLESSのType-Rがリニューアル【東京オートサロン2019】
ドライバーは菊地靖プロ。天性のひらめきでなんでもかんでも乗った瞬間から速い。そんな菊地プロがマークしたタイムは
『1分6秒158』
仕様は
タイヤ:ラジアルのDIREZZA ZIII 215/45R17
ホイール:RAYS VOLKRACING TE37SAGA TA 17☓8.0J 48
触媒:HKS
マフラー:HKS SPEC-L
サスペンション:TEIN FLEX Z(一番ストリート寄りのリーズナブルなモデル)
LSD:CUSCO RS 1.5way
ECU:R's データ書き換え
というユーザーと同じ仕様のスーパーライトチューンなパッケージ。
車高も合法、その他の部分もすべて合法。
ZC32Sの場合、ほぼ同じ仕様で1分7秒8がベストだった。
そこまでの仕様でないながらも、すでに1.7秒も速いのだ。
このタイムは過去の市販車と比べるとどのくらいなのか調べてみた。
メーカーが公式に測定したタイムではないが、噂によると、
話題のスープラの先代である
JZA80スープラRZ 17インチモデルで1分6秒17だという。
タイムにはタイヤの性能が大きく関わるので、20年近く前のノーマルタイヤと比較となるとかわいそうであるが、少なくとも新車当時のスープラと同等の速さをスイフトスポーツでは簡単に手に入れることができるのだ。
ほかにも、
インプレッサWRX STiが1分6秒00(GDBだろうか)
ランエボ8 GSRも1分6秒00
だという。スイフトスポーツはチューニングによるタイムアップ幅が大きく、いかにコスパに優れるかがわかる。
ちなみに、当日はクスコ ZC33Sがライトチューン仕様にPOTENZA RE-05Dというスペシャルなグリップを持つラジアルタイヤで1分4秒196をマーク。
これは過去の市販車で言うと、ポルシェ911ターボ(997)の1分4秒12に迫るタイム。
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