■慣れない道を走る際にはとくに注意を
警察による速度違反などの交通取り締まりのなかでも、北海道の一部地域で始まった通称「“おいでおいで”作戦」が行われているといいます。
こうした謎の取り締まりに対し、SNSなどでは多くの声が集まっています。
【画像】「えっ!」これが”潜伏中”の「覆面パトカー」です!画像で見る(30枚以上)
取り締まりが行われていたのは、定山渓付近(札幌市南区)の国道230号線でした。
取り締まりポイントは、中山峠の頂上にある「道の駅 望羊中山」から札幌市街方面へ6キロメートルほど向かった場所で、緩い下り坂のカーブを抜け、見通しの良い直線区間に入ったところで、ずっと向こうから最新型のレーダーパトカーが測定していました。
最新型のレーダーパトカーは、遠方かつ「前後」から測定可能な新型レーダーを強力な“武器”となっています。
峠を過ぎた緩い下り坂をオーバースピードで進むクルマに対し、近付くよりもかなり手前から違反を確認できるのです。
対象車両が近づいてくるタイミングで警察官が計測するパトカーから降り、誘導灯を「おいでおいで」と振りながらその場に違反車を引き込み、速やかに違反処理を行うことが可能となります。
通常の速度取り締まりでは速度の計測者や誘導担当、逃走を阻止するため控えるパトロールカーや白バイ、そして事務処理担当と、多くの人員を割いて行います。
これに対し、最新レーダーパトカー1台とその乗員の2名程度で済むのが、この取り締まりの画期的な点といえます。
この“おいでおいで作戦”の名付け親である、交通取り締まり系 YouTube チャンネル「北海の玉」を運営する玉さんは次のように話します。
「追跡のための手間や時間のロスもなく違反車が次々と検挙されており、非常に効率的だと感じました」
しかし効率的な反面、デメリットもあるといいます。
「警察官が違反車を停車・誘導するために道路方面へ出て行くため、暗い夜間に行うのは危険が伴う取り締まり方だと感じました。
また違反車が余裕をもって入れる広いスペースが必要なので、市街地など空き地が少ない地域では難しいのではないでしょうか」
※ ※ ※
そんな新たな取り締まり手法に対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられていました。
多かったのは「そんなやり方があるんだ!」「慣れない土地を走るときは特に注意しないと」といった驚きの声でした。
また「初めて行く道で、小高い丘を登って下る時とか要注意」と、郊外路などで比較的多く遭遇する取り締まりの事例を挙げ、注意を喚起する意見もありました。
いっぽうで「法定速度を守っていれば何も問題なし」とする声もありました。
しかし同一の道路であっても、カーブの有無などによって制限速度自体が変化することに加え、不意の下り坂で意識せず自車の速度が上昇していることもあり得ます。
取り締まりの有無にかかわらず、運転中は常に速度と標識を意識しながら、安全に走ることが重要といえます。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
圧倒的事故率!? 日本一「危険な交差点」が明らかに “怒涛のランクイン”大阪を上回り「全国1位」になった「ヤバすぎる交差点」とは
【スクープ】トヨタ「カローラ」が7年ぶりのフルモデルチェンジで12世代目へ! ボディスタイルも最新世代へと進化
「3大車種」は盗まれますよ! 自動車盗が深刻増加の「愛知県」警戒レベルMAXに 安全地帯なしの中、あの手この手の対策とは?
スバル新型「轟」公開! MTのみの「スポーツ“セダン”」! 迫力ウィング&270馬力「水平対向エンジン」搭載の「WRX 2.4T」 ニュージーランドに登場
中部圏の道路に開通ラッシュ到来!? 今年度に総延長42.6kmの開通を予定。気になる事業の進捗は? 【いま気になる道路計画】
名門ロータスのエンジンが[トヨタ製]!? [日本製エンジン]を搭載した海外車を一挙に
マツダの新型3列シートSUV「CX-80」発売。300万円台~も、売れ筋は約500万円の「Lパケ」になりそう
新旧「GR86/86」がイマドキのトヨタ流フェイスに!「エイムゲインGT-S」シリーズのエアロで「ツリ目」で迫力たっぷりのグラマラスボディへ
路線バスの復活にはやっぱり「自助努力」が重要? 100万円の支度金から超若手の採用まで! 2024年問題の顕在化“半年”で考える
道路の「シマシマ」通るor通らない? “違反”になることも!? そもそもどんな意味?「そのまま無視して通過」はOKなのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント