現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「鍛冶の街で生み出される高品質マフラーの現在」純国産に拘るGPスポーツのエキゾーストに迫る!

ここから本文です

「鍛冶の街で生み出される高品質マフラーの現在」純国産に拘るGPスポーツのエキゾーストに迫る!

掲載 更新 55
「鍛冶の街で生み出される高品質マフラーの現在」純国産に拘るGPスポーツのエキゾーストに迫る!

使用される部材は全て日本国内で調達!

職人の手で仕上げられる高品質マフラーをクローズアップ!

「スポーツタイヤの歴史を振り返る」懐かしのタイヤ銘柄を覚えていますか?

江戸時代から続く鍛冶の街として知られる新潟県の燕三条。優れた金属加工技術は現代へと受け継がれ、今や世界に認められるほど。そこを本拠に構えるのが、スポーツカー向けのチューニングパーツを多数展開する『GPスポーツ』だ。

主力アイテムとなるスポーツマフラーは“メイド・イン・ジャパン”ならではのハイクオリティな仕上がりで、多くのチューニングフリークを魅了している。

「全ての部材を日本で調達しています。その理由はステンレス材ひとつみても、徹底した品質管理が行われる日本と、そうでない海外の格安な部材では、見た目は同じでも中身がまるで異なるから。これが溶接の仕上がりや耐久性に影響を及ぼします。お客様に長くご愛用いただけるマフラーを作りたいので、素材選びから一切妥協はしていません」と話すのは、GPスポーツ代表の森さん。

オートメーション化が進んだ今日においても、スポーツマフラー作りは職人の手に頼る部分が多いという。中でも製品の仕上がりを左右するのが溶接作業だ。半自動溶接を採用するメーカーも多いが、GPスポーツではより高い技術力が求められるTig溶接に拘ってきた。

「時間もコストも掛かりますが、仕上がりの美しさや耐久性を重視しTig溶接を採用しています。これが可能なのは、実は“曲げ職人”の存在も大きいんです」とは森さん。

GPスポーツでは、パイプを曲げる工作機械もその日の気温や湿度により微妙に設定数値を変えている。加工精度が高くパイプとパイプの結合部がピッタリと合うため、溶接材も最小限で済む上に、ビード(溶接跡)も美しく仕上がるというわけだ。緻密なTig溶接は、排気抵抗の低減はもちろん、耐久性の向上にも繋がる。

そんなGPスポーツが手掛けるスポーツマフラーは、フラッグシップの「EXAS EVO Tune」を筆頭に、スタンダードな「EXAS S Tune」や競技用の「EXAS F1」、静音に拘った「EXAS silent Sonic」を展開。国産スポーツ用の多くを網羅し、多様化するニーズに応えてきた。

「理想的なサウンドやビジュアル、そして最高のパフォーマンスを追求しています。中でも基軸モデルとなるEXAS EVO Tuneではチタンテールを採用。音量とパワーを両立すべくパワーチャンバーを搭載しているのも特徴ですね」とのこと。

消音や調音用のパワーチャンバーは車種ごとに最適な箇所に追加される。これによって、ほどよいサウンドに抑えつつ、排気効率の向上を実現しているのだ。

吊り下げフックも丁寧に溶接。曲げ部の内側にはスプリングバックの抑止や、応力を分散させるための切削加工が加えられる。さらに吊りゴムが抜けてしまわないように先端部をストッパー形状とするなど、この部位を見ただけでも並々ならぬ拘りを感じることができる。

当然ながらJQR認証やJASMA認定も取得しており、ストリートでも安心して使える。独自のスライドテールを搭載しテールエンドの位置を調整できるようにしたのもウリ。まさに見た目と性能、サウンドを両立する傑作マフラーとなっているのだ。

「音量規制がどんどん厳しくなっている昨今、これまで以上に音量が劣化しないマフラーも求められています。そうしたニーズに応えるべく、いま新たなモデルも開発中です。音量ダウンをグラスウールのみに頼らないサイレンサー構造とし、音量保証を付けられるモデルを目指しています。アフターパーツが存在する意義はなにか、今やるべきことを考えながら、より良いモノをご提供できるようにチャレンジしていきますので、ぜひご期待ください!」とのこと。

世界に誇るジャパンクオリティの中でも、ハイエンドと言えるGPスポーツのマフラーは所有する満足度まで満たしてくれるのだ。

●問い合わせ:GPスポーツ:新潟県三条市須頃3-161 TEL:0256-31-3333

こんな記事も読まれています

【ホンダ フリード 新型】「クロスター」はSUV風のタフなデザインに進化!2列シート仕様で魅力倍増?
【ホンダ フリード 新型】「クロスター」はSUV風のタフなデザインに進化!2列シート仕様で魅力倍増?
レスポンス
驚異的な加速力! AMG史上最速モデルが欧州で受注開始 新型メルセデスAMG「GT63 SEパフォーマンス クーペ」の気になる価格とは
驚異的な加速力! AMG史上最速モデルが欧州で受注開始 新型メルセデスAMG「GT63 SEパフォーマンス クーペ」の気になる価格とは
VAGUE
840万円超え! 全長4m切り「爆速コンパクトカー」出現! 5速MT&4WD搭載の「伝説級モデル」がスゴい… 鮮烈レッドの“激レア車”がベルギーで落札
840万円超え! 全長4m切り「爆速コンパクトカー」出現! 5速MT&4WD搭載の「伝説級モデル」がスゴい… 鮮烈レッドの“激レア車”がベルギーで落札
くるまのニュース
NEWカラーが3色登場!スズキが「V-STROM 1050」の新型モデルを発売
NEWカラーが3色登場!スズキが「V-STROM 1050」の新型モデルを発売
バイクのニュース
バスのBEV化が急激に進むタイで生き残る激安の「赤バス」! 「アジア感」たっぷりのエアコンレスの古いバスは消滅の危機
バスのBEV化が急激に進むタイで生き残る激安の「赤バス」! 「アジア感」たっぷりのエアコンレスの古いバスは消滅の危機
WEB CARTOP
日産が4車種の新エネルギー車のコンセプトカーを北京モーターショー2024で披露
日産が4車種の新エネルギー車のコンセプトカーを北京モーターショー2024で披露
カー・アンド・ドライバー
「ミニ JCW マキシチューナー」これぞまさに本来のミニ クーパーのドライビングの楽しさだ!
「ミニ JCW マキシチューナー」これぞまさに本来のミニ クーパーのドライビングの楽しさだ!
AutoBild Japan
走行「10万キロ超え」&25年前の「日産車」が約3000万円!? “ド迫力”ウイング装着の「スカイライン」米国で“超高額”落札!
走行「10万キロ超え」&25年前の「日産車」が約3000万円!? “ド迫力”ウイング装着の「スカイライン」米国で“超高額”落札!
くるまのニュース
新型「フェアレディZ」「ロードスター」が絶賛されればされるほど、スポーツカーの“落日”が浮き彫りになる皮肉現実
新型「フェアレディZ」「ロードスター」が絶賛されればされるほど、スポーツカーの“落日”が浮き彫りになる皮肉現実
Merkmal
アプリ専用タクシーとアプリードライバーが千葉でスタート…GOで乗務員不足に対応
アプリ専用タクシーとアプリードライバーが千葉でスタート…GOで乗務員不足に対応
レスポンス
そのホイール角度って意味あるの!? タイヤをハの字にする理由とは~カスタムHOW TO~
そのホイール角度って意味あるの!? タイヤをハの字にする理由とは~カスタムHOW TO~
レスポンス
1泊3000円で泊まれる!? 「高速SAホテル」がスゴい! 車中泊と違う“一般道に降りず”に泊まれる施設、SNSでの反響は?
1泊3000円で泊まれる!? 「高速SAホテル」がスゴい! 車中泊と違う“一般道に降りず”に泊まれる施設、SNSでの反響は?
くるまのニュース
MotoGPは2027年に新たなステージへ!? ドルナがさらにアグレッシブで安全で持続的な新レギュレーションを発表
MotoGPは2027年に新たなステージへ!? ドルナがさらにアグレッシブで安全で持続的な新レギュレーションを発表
バイクのニュース
勝田貴元がステージウインの奮闘。総合首位はロバンペラ、トヨタが1-2-3【WRCポルトガル二日目】
勝田貴元がステージウインの奮闘。総合首位はロバンペラ、トヨタが1-2-3【WRCポルトガル二日目】
AUTOSPORT web
【10年ひと昔の新車】ランボルギーニ アヴェンタドールは、速く、ゴージャスな、まさにスーパースポーツカーそのものだった
【10年ひと昔の新車】ランボルギーニ アヴェンタドールは、速く、ゴージャスな、まさにスーパースポーツカーそのものだった
Webモーターマガジン
伊藤かずえの愛車、“30年以上”乗り続ける「シーマ」だけじゃなかった!? まさかの「もう1台の愛車」登場! 6か月点検の様子を報告
伊藤かずえの愛車、“30年以上”乗り続ける「シーマ」だけじゃなかった!? まさかの「もう1台の愛車」登場! 6か月点検の様子を報告
くるまのニュース
やっぱクーペはノッチバックだぜ! 車名は[コロナ]でもめちゃスタイリッシュだった!! カレンのご先祖様[コロナクーペ]はST160セリカの兄弟車!
やっぱクーペはノッチバックだぜ! 車名は[コロナ]でもめちゃスタイリッシュだった!! カレンのご先祖様[コロナクーペ]はST160セリカの兄弟車!
ベストカーWeb
カワサキ「Z650RS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
カワサキ「Z650RS」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ

みんなのコメント

55件
  • スーパースポーツ以外のマフラー交換なぞ、ゴミ。
    替えるだけ無駄。
    特にハイブリ、ミニバンのマフラー交換は、アホである。
  • 吊りゴムの抜け留めは、純正品なら当たり前だけどね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村