シトロエンAX GTi: クラシック オブ ザ デイ。プジョー205の1.4リッターエンジンを搭載したシトロエンAXは、コーナリングマシーンに変化する。
「シトロエンAX GTi」は、パワフルなドライビングプレジャーを保証する。745kgのライトウェイトなら90馬力もあれば十分で、この小さなフレンチマンは、非常に速いランナバウトとなる。
【このクルマなんぼ?】これも欲しいクルマの1台だなあ ミントコンディションのオフロードレジェンド ランドローバー ディフェンダーの現状は?
この軽量なクルマの性能は印象的だ。「AX GTi」は、停止状態から100km/hまで9.9秒で加速し、最高速度は185km/hだ。これだけの楽しさの源は、兄弟車「プジョー205」から提供された1.4リッターエンジンにある。
ミニシトロエンは、とにかく市街地ではキビキビと走り、高速道路では懐の深いサスペンションの恩恵を受けて流れをリードすることができる。しかし、速い「AX」は、急カーブの多いカントリーロードでこそ、その真価を発揮する。軽い重量とショートホイールベース(2.3m!)の利点を、アペックスで存分に発揮することができるのだ。
シトロエンAX GTIは、軽快なコーナリングをする捕食者だ
スポーティなドライビングの経験が少しでもあるとすれば、この小さなクルマは、ただひたすらコーナーを駆け抜ける。急ブレーキ、シフトダウン、ターンイン、そして外側の後輪がグリップしたら、またアクセルを踏み込む。素晴らしい!
AUTO BILD編集部のシトロエンAXへの熱意
我々、AUTO BILD編集部員は、1987年にドイツ市場に投入された「シトロエンAX」に、即座に魅了された。テスターたちは、車内の広さ、快適なサスペンション、快適なシートを賞賛した。また、直進安定性、軽いステアリング、正確なマニュアルギアボックスも好評だった。
最高出力55馬力のモデルは、快適で、リッターあたり22.2kmという好燃費も実現していた。さらに、「AX」のラインナップは、12年間の生産期間中に着実に増えていった。
「GTi」のほか、95馬力の「AXスポーツ」、超節約型「AXディーゼル」、「AX 4x4」、そして最後に少量生産された「AXエレクトリック」がシリーズのハイライトである。残念ながら、ドイツ市場で爆発的な売れ行きを見せるまでには至らなかったが、しかし、今日、愛好家たちは少ない資金で車を買うことができることはラッキーだ。
Text: Lars Hänsch-Petersen Photo: Citroën / Brian Chittock / AUTO BILD
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みんなのコメント
重ステの上、
ペダルストロークが極端に短くて
慣れないと乗りづらい車だったな。
夏場オーバーヒートした時は
ボンネットをわずかに開けて走ったが
気が遠くなりそうだったのを思い出すよw
大してスピードが出ていなくても
速く走っている気分になれるゴーカートのような車だったな。