日常の中でモータースポーツを楽しめる……トムス、東京・青海にEVサーキットコースを2023年10月開業へ。モータースポーツの”ハードル”を下げる一手になるか？

　トムスは、東京都心部でEVレーシングカートを楽しむことができる複合施設「シティ・サーキット東京ベイ（CITY CIRCUIT TOKYO BAY）」を、2023年10月下旬に東京・青海にオープンする。

　このシティ・サーキット東京ベイは、パレットタウンの跡地に一部を使って建設中。屋外および屋内にサーキットが敷設され、本格的なEVレーシングカートを体験できるという。また、シミュレータも用意されており、VRによるe-モータースポーツを体験できるという。

　なおEVカート用の屋内コースでは、プロジェクションマッピングなど新技術を活用し、今までにないドライビング体験が演出される。さらにキッチンカーによる飲食、ラウンジやサウナなどを併設することも計画されており、モータースポーツファン以外にも楽しめる施設にすることが目指されている。

　EVカートを使うことで、騒音や排気ガスを排除し、都心部にサーキットを作ることが可能になったという。施設が完成すれば、東京23区で唯一の常設サーキットということになる。

　アクセスしやすく、夜間での営業も可能……インバウンド観光やナイトライフとしての効果も期待されている。まさにモータースポーツの敷居を大きく引き下げる一手となりそうだ。

　またゲームや映像、音楽、メタバースなどのあらゆる最新テクノロジーを取り入れるなどして、革新的なエンターテイメント体験もこのシティ・サーキット東京ベイで提供していく予定だという。

　施設やサービスの詳細は、決定し次第シティ・サーキット東京ベイのホームページ（https://city-circuit.com/）で発信していくとしている。

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青梅かと思ったら青海かい。

首都高速度無制限にすれば毎日公道レースになる