2023年以降のF1フランスGPの開催が不安視されていることを、アルピーヌのエステバン・オコンは残念がっている。
フランスGPは2018年に、舞台をマニクールからポール・リカール・サーキットに移して10年ぶりに復活した。
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2020年大会は新型コロナウイルスの感染拡大によって開催中止となったが、2022年の7月の開催を経て、ポール・リカールでのF1開催契約は満了を迎える。契約更新が依然として行なわれていないことから、復活からたった4回の開催でフランスGPが姿を消す可能性もある。
現在のF1オーナーであるリバティ・メディアは、新天地での開催については意欲的であり、マイアミやラスベガスなどといった世界の人気都市にF1を持ち込みたいと考えている。
フランスGPだけではなく、ベルギーGPも契約更新交渉が難航している。ポール・リカールがあるル・キャステレやベルギーGPの舞台スパ・フランコルシャンといったF1と深いつながりがある地は、リバティにとって有益な市場とは言えないようだ。
この先もF1カレンダーが拡大の一途を辿るとなれば、少ない開催枠の中でフランスGPやベルギーGPは隔年のローテーション制……もしくは完全に姿を消すか、ということになる。
フランス人のオコンは、当然ながらホームレースの将来が不安視されていることに落胆している。
「僕は交渉に耳をそばだてているし、それがどうなっているのかを注視しているけど、明らかに良い感じではないね」とモナコGPの際にオコンは語った。
「とても残念だ。僕はF1キャリアの最初の頃、(母国)グランプリがなかった」
「そして復活し、そこでレースできることはとってもラッキーだったし、幸せだった。今年は開催されるから、心の底から楽しむつもりだよ」
フランスGPやベルギーGP以外にも、伝統のモナコGPも今はその将来が約束されていない。オコンは、F1の歴史に不可欠ないくつかのグランプリレースを守ることの重要性を強調した。
「レースをしなきゃいけない国がいくつかあると思う」とオコンは言う。
「フランスはそのひとつだ。ベルギーもそうだし、モナコもそうだ」
「それらのレースが僕らにとって特別なモノだと理解するべきだし、それをどうするか考えるべきだ」
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