現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > レジェンドライダー「ケニー・ロバーツ」選手が往年の走りを披露! ヤマハの歴史車両がテストコースに集結

ここから本文です

レジェンドライダー「ケニー・ロバーツ」選手が往年の走りを披露! ヤマハの歴史車両がテストコースに集結

掲載 更新
レジェンドライダー「ケニー・ロバーツ」選手が往年の走りを披露! ヤマハの歴史車両がテストコースに集結

■ヤマハ発動機63年の歴史を振り返る、1500人限定の特別な一日

 ヤマハは2018年11月3日、袋井テストコースで同社のミュージアム、コミュニケーションプラザが所有する歴史車両のデモ走行見学会を開催しました。

2ストロークのヤマハ 「RZ」は熱狂的時代の象徴だった

 今回で10回目を迎えるこのイベントは、2016年の「ヤマハ歴史車両デモ走行見学会」開催時には、会場の袋井テストコースに入場できない熱狂的なヤマハファンが多数出るなど大盛況すぎるイベントとなっています。

 今回はその問題点を解消するためにwebサイトにて先着1500人名限定でイベントへの入場チケットを販売。チケットは、事前申し込み予約開始からわずか20分ですべてが完売しています。

 当日は1955年に登場したヤマハの初代モデル「YA-1」を筆頭に、1960年代から1990年代に発売された市販車や、レースバイク約60台の展示やデモ走行を実施。

 デモ走行の一番手として「YA-1」で颯爽と登場したヤマハ発動機の日高社長は、 「本日は走行会にお越し頂き、誠にありがとうございます。今回展示した車両は弊社のコミュニケーションプラザに展示しているものの一部ですが、そのすべては常に動かせる状態で保存することを基本にしています。

そのため、私の信頼するメカニックたちが定期的にメンテナンスをすることで、いつでも車両は最高のパフォーマンスが発揮できるように準備されています。

本日の走行会でもそれぞれの年代のマシンが往年の走りを披露してくれますので、その走行シーンを是非、お愉しみください」

と、会場に訪れた熱心なヤマハファンに語りました。

※ ※ ※

 2018年の「ヤマハ歴史車両デモ走行見学会」には、さらなるサプライズが用意されていました。

 ヤマハ袋井テストコースに響き渡る甲高いエンジン音と共に、突如コース上にレースバイク「YZR500(OW70)」をライディングする「ケニー・ロバーツ」選手が登場し、12月31日で67歳を迎えるとは思えないアグレッシブな走りを披露。  ヤマハのレーシングバイクで1978年から1980年にロードレース世界選手権500ccクラス(1978年には250ccクラスでも優勝)で3年連続チャンピオンに輝いた「キング・ケニー」こと「ケニー・ロバーツ」選手は、

「私の中では1985年のYZR500(OW81)がヤマハのレースバイク史上、もっとも評価が高い一台です。安定して乗りやすい4ストロークはもちろん良いですが、やはり2ストローク・マシンのエキサイティングな乗り味の方が私の好みですね。」

と語ります。

 今回、「ケニー・ロバーツ」選手が走らせた「YZR500(OW70)」は、アルミ製デルタボックスフレームやフロント17インチのホイールをはじめて採用したマシンで、1983年にホンダの「NS500」を駆る「フレディ・スペンサー」と熾烈なチャンピオン争いを展開した一台です。

 また、「YZR500(OW70)」と共に「YZR750(OW31)」でのデモ走行も行われましたが、市販マシン「TZ750」をベースに様々な改良が施されたこのマシンは、デイトナ200マイル他、国内外のF750クラスで常勝を誇った歴史的一台となっています。

 2輪の他、トヨタと共同開発した「2000GT」やヤマハ製V10エンジンを搭載するトヨタ「LFA」、F1用エンジンを搭載したプロトタイプマシン「YAMAHA OX99-11」などの走行も公開されたこの催しは、イベントの最後として抽選で「ケニー・ロバーツ」選手のサイン入りグッズなども配布。

 まさに「ユーザーと共に感動を創り出す」というヤマハの信念を体現する、同メーカーならではの魅力が詰まった催しとなっています。

【キャンペーン】マイカー・車検月の登録でガソリン・軽油7円/L引きクーポンが全員貰える!

こんな記事も読まれています

GW渋滞、東名高速は連休後半の5月2~3日に最大45kmの予測! Uターンラッシュは5日か!?【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】
GW渋滞、東名高速は連休後半の5月2~3日に最大45kmの予測! Uターンラッシュは5日か!?【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】
くるくら
実は観客10万人以上少なかった!? MotoGP、スペインGPの総動員数“30万人”は誤りと認める「盛り上げようとするあまり……」
実は観客10万人以上少なかった!? MotoGP、スペインGPの総動員数“30万人”は誤りと認める「盛り上げようとするあまり……」
motorsport.com 日本版
トヨタ「スープラ“86”」!? 300馬力超えエンジン+MTの「FRスポーツカー」!  「GRMN SPORTS FR C PLATINUM」とは何だったのか
トヨタ「スープラ“86”」!? 300馬力超えエンジン+MTの「FRスポーツカー」! 「GRMN SPORTS FR C PLATINUM」とは何だったのか
くるまのニュース
ロールス・ロイスの成功の陰にあったサクセス物語。機械の心を読める天才テストドライバー「アーネスト・ハイブス」とは?
ロールス・ロイスの成功の陰にあったサクセス物語。機械の心を読める天才テストドライバー「アーネスト・ハイブス」とは?
Auto Messe Web
フォーミュラE第8戦 ジャガーのミッチ・エバンスがモナコE-Prix制覇!
フォーミュラE第8戦 ジャガーのミッチ・エバンスがモナコE-Prix制覇!
Webモーターマガジン
WRC、”F1スタイル”のチームラジオ放送を目指す? 魅力を引き出すツールになるか
WRC、”F1スタイル”のチームラジオ放送を目指す? 魅力を引き出すツールになるか
motorsport.com 日本版
AC コブラGTロードスター…過去と現代が織りなすデザイン
AC コブラGTロードスター…過去と現代が織りなすデザイン
レスポンス
Jujuに新たなスポンサー。建設会社の安藤ハザマと契約締結……スーパーフォーミュラ第2戦でロゴ掲示へ
Jujuに新たなスポンサー。建設会社の安藤ハザマと契約締結……スーパーフォーミュラ第2戦でロゴ掲示へ
motorsport.com 日本版
4人で300km/hオーバーの世界をオープンで堪能できるって心底贅沢! 「稲妻」の名をもつマセラティ・グランカブリオが開く新境地
4人で300km/hオーバーの世界をオープンで堪能できるって心底贅沢! 「稲妻」の名をもつマセラティ・グランカブリオが開く新境地
WEB CARTOP
「北京モーターショー2024」をポルシェが席巻!? 「タイカン」と「マカン」でワールドプレミアを飾る
「北京モーターショー2024」をポルシェが席巻!? 「タイカン」と「マカン」でワールドプレミアを飾る
LE VOLANT CARSMEET WEB
凄まじい速度差にドライバーは神経をすり減らす! 見ているほうはエキサイティングそのものの「クラス混走レース」の魅力とは
凄まじい速度差にドライバーは神経をすり減らす! 見ているほうはエキサイティングそのものの「クラス混走レース」の魅力とは
WEB CARTOP
スバルの「新型SUV」実車公開! タフ顔&上質内装に進化に「これは買う」など興奮の声も 全面刷新の「フォレスター」NY登場
スバルの「新型SUV」実車公開! タフ顔&上質内装に進化に「これは買う」など興奮の声も 全面刷新の「フォレスター」NY登場
くるまのニュース
シビック・タイプRが3台も参戦で「タイプR好き」なら注目必至! チーム力とドライバーの腕が勝敗を分けるS耐のST-2クラスから目が離せない
シビック・タイプRが3台も参戦で「タイプR好き」なら注目必至! チーム力とドライバーの腕が勝敗を分けるS耐のST-2クラスから目が離せない
WEB CARTOP
人気モデル研究 グレード選びのポイントはここ!【ホンダ・ヴェゼル編】
人気モデル研究 グレード選びのポイントはここ!【ホンダ・ヴェゼル編】
月刊自家用車WEB
モータースポーツの最高峰『F1』とスパークリングワインの王者『フェッラーリ』の間にある意外な共通点とは
モータースポーツの最高峰『F1』とスパークリングワインの王者『フェッラーリ』の間にある意外な共通点とは
カー・アンド・ドライバー
【ホンダ新型ヴェゼル 三択の方程式:解の壱】新設定の「HuNTパッケージ」は、アウトドアがもっと似合う!ヴェゼルに新風を巻き起こすモデルだ
【ホンダ新型ヴェゼル 三択の方程式:解の壱】新設定の「HuNTパッケージ」は、アウトドアがもっと似合う!ヴェゼルに新風を巻き起こすモデルだ
Webモーターマガジン
マツダの新旗艦『CX-80』、欧州市場に登場…3列シートSUV
マツダの新旗艦『CX-80』、欧州市場に登場…3列シートSUV
レスポンス
いまやその価値5億円!? バブル時代に人気絶頂だった“20世紀最高のスーパーカー” フェラーリ「F40」ってどんなクルマだった?
いまやその価値5億円!? バブル時代に人気絶頂だった“20世紀最高のスーパーカー” フェラーリ「F40」ってどんなクルマだった?
VAGUE

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3750.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索
LFAの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3750.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村