アンドレッティがF1に参戦できるかどうか先行きは不透明ではあるものの、彼らはF1プロジェクトを進め、2023年仕様のマシンを風洞テストに持ち込むと明かした。
先日FIAはアンドレッティのF1新規参戦申請を承認し、フォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)との交渉次第では、早ければ2025年にも11番目のチームとしてアンドレッティがグリッドに加わることとなる。
■FIAが承認した、アンドレッティのF1参戦計画。しかしFOMは未だ否定的……最後の難関で、F1参戦が叶わない可能性があるのか?
元F1ドライバーでチームを率いるマイケル・アンドレッティ曰く、チームは2023年仕様のマシンを作り上げ、来週にもドイツ・ケルンにあるTOYOTA GAZOO Racing Europeの風洞施設でテストを行なう予定だという。
「現状では、まだ2025年(のF1参戦開始)を目指している」
アンドレッティはアメリカGPが行なわれるオースティンでSky Sportsにそう語った。
「我々のマシンは来週にも風洞に入れられる。2023年仕様のマシンはすでに出来上がっている。我々は全力でチームを作り上げており現時点では25年を目指しているが、26年になる可能性もある。どうなるか見てみよう」
アンドレッティは大手自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)傘下のキャデラックをパートナーにF1へ加わることを目指しているものの、FOMはグリッドの拡大に乗り気ではない。
そして、COVID-19のパンデミックを乗り越えて現在のF1ブームを享受している既存10チームは、長期的安定性を危惧し、新規チームのために配当金から得られる収入を減らしたくないと受け入れに抵抗している。
こうしたチームからの反発を理解していたか? と訊かれたアンドレッティは次のように答えた。
「分からないよ。なぜ彼らが反発しているのか、ある意味謎だよね」
「彼らは我々が配当を切り分けてしまうと言うが、我々が奪う以上のモノをもたらすことを望んでいるということが重要だと思う。我々は配当を増やすのであって、奪うんじゃない」
「アメリカでの人気を今よりも向上させることができれば、多くのことが起こると思う。今季参加していない多くの企業も、すでに我々にコンタクトを取り、興味を示しているところが沢山あったはずだ」
「許可が下りれば、彼らは我々と話をしたがるだろう。だから、それには同意できない」
またアンドレッティは理想のドライバーラインナップについても言及。かねてよりF1へ連れていきたいとしていた、インディカードライバーのコルトン・ハータを乗せたいと改めて語った(もちろん、ハータがFIAスーパーライセンスを持っていないことがネックにはなるが……)。
「もちろん、コルトンのことは沢山話しをしてきたし、コルトンは間違いなく我々のリストのトップだ。彼がインディカーでどのような活躍を見せるか、スーパーライセンスを得るのに十分なポイントを得られるのかを見ていく必要がある」とアンドレッティは言う。
「リストに載っている他の何人かとは話をした。しかし、ゴールは少なくともアメリカ人をひとり乗せて、もう1台に経験豊富なドライバーを乗せて彼の指導にあたらせることだ」
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