マセラティ・ビトゥルボ 英国版中古車ガイド 世界初のV6ツインターボ

BMW 3シリーズのライバル

執筆：John Evans（ジョン・エバンス）

翻訳：Kenji Nakajima（中嶋健治）


マセラティの救世主として2013年に誕生した、現行のギブリ。年間5万台の販売を目標に据えた、BMW 5シリーズのライバルだ。しかし高いランニングコストと競合には及ばない動力性能で、マセラティの狙い通りにはなっていない。

トライデントの紋所としては、初めてのことではなかった。1981年、マセラティはBMW 3シリーズのライバルとして、ビトゥルボを発売した。ギブリと同じ熱意を持って。

Comments

記事写真見て、あたりまえだが実は右ハンドルがあったことに新鮮な驚き。

当時は日本で、イタ車で右ハンドルなんて想像すら出来なかった。

８０年代の後半、革とウッドの内装に金時計。
本当におしゃれな（キザな）車だった。信頼性はともかくこの車が現在のマセラティのイメージを作り上げたのは間違いない。９１年ごろ親戚のクルマ好きがこの発展型の限定車のシャマルを買い、乗っていたが、新車の頃からめちゃくちゃ壊れた。名古屋高速で雨でスピンしたり、しまいにはエンジンブローで廃車。