ジェンソン・バトンは、2022年もルイス・ハミルトン(メルセデス)が現役を続けると確信しており、史上初となる8度目のタイトル獲得が自身の実績に加わる可能性は、ハミルトンにとって抗うことのできない非常に魅力のあることだと主張している。
2021年12月、物議を醸したF1最終戦アブダビGPでは、ハミルトンは劇的な1ラップ勝負でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にワールドタイトルを奪われ、苦い敗北を喫した。それ以来ハミルトンは公の場に出ておらず、ソーシャルメディアへの投稿も行われていない。
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メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは、ハミルトンがヤス・マリーナ・サーキットで繰り広げられた出来事に“幻滅”しているとほのめかしていることから、ハミルトンの今後や、土壇場でF1から引退する可能性について憶測が広がっている。
しかしバトンは、かつてマクラーレンでチームメイトだったハミルトンが勢いで引退するとは考えていない。
「最後のレースの後でルイスにインタビューしたのは、僕だけだったということは知っている」と『Sky F1』の解説者であるバトンは冗談めかして語った。
「全世界がそのインタビューを聞いたのだから、僕は内部情報を持っていなんだ!」
「彼(ハミルトン)がレースをすることを心から望んでいる。彼はレースをして8度目のタイトルを獲得し、F1史上最も輝かしいドライバーになることを望んでいると思う。そして彼はそうするだろう。僕は本当にそう思っているよ」
先週、マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、ハミルトンが突然公の場に現れて引退を発表しても驚かないと認めた。しかしブラウンは、ハミルトンが間もなく仕事に戻るだろうと考えている。
「彼がレースを辞めても私は驚かないだろう。『彼が戻ってくるのは当然だろう』と誰もが考えるべきではないと思う」とブラウンは語った。
「私の個人的な考えでは彼は戻ってくると思うけれど、彼の不満や怒りを軽視したり無視したりするべきではない」
「我々はそのことをなかったことにしたり軽んじたりするべきではない。私としては、彼がレースへの熱い思いを今も持っていると考えている。そのことが最終的に彼の判断を左右するだろう」
波乱に満ちた2021年シーズンのF1を振り返ると、多くの論争とスチュワードによる疑わしい裁定があった。しかしバトンは、議論はあるものの、F1を“素晴らしい場所”だと感じている。
バトンは「議論の余地があるシーズンの終わり方だったけれど、シーズン全体を見なければならないと思う」と語った。
「F1は素晴らしい場所にあり、ふたりの凄腕ドライバーが毎週末のように戦っている。そして、誰もが2022年の新しいシーズンに興奮していると思う」
「新たなレギュレーションによって、1年を通してマシン開発が行われることが重要になる」
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みんなのコメント
必ず出走すると考えている。
巷であれこれすったもんださせておいて、どうでも出てほしいという風潮に持っていくことで、再び有利なレース条件になることを待っていると思っている。
一種の駆け引きとでも言おうか、今までメルセデスやハミルトンが孤高の存在だったので優越感も有っただろう。しかし、ホンダレッドブルチームは本当にメルセデスハミルトンチームに近づいてきた。更に最後のレースでは些か自分にとって不利な展開になったとして腹を立てているのは間違いないだろう。
しかし、それまでの采配を見るとどっこいどっこいのような気もする。
だから、ギリギリまで待ってFIAのそれなりの条件を引き出すことで必ず2022年も出走するだろう。