■「多彩なラインナップ」で激戦区「軽スーパーハイトワゴン」人気No.2の地位を獲得
スズキから2022年8月26日、新型軽自動車「スペーシア ベース」が発売されました。“スペーシア”を名乗る2代目シリーズとしては4番目(特別仕様車を加えると5番目)のラインナップとなります。
新型スペーシア ベースは、シリーズ初の商用車(4ナンバー)仕様で、軽乗用車の快適性や安全性と貨物車の実用性を融合させた新ジャンルのニューモデルです。ここであらためてスペーシアシリーズの特徴についておさらいしてみましょう。
【画像】「荷室がすごい!」スズキ 新型軽商用車「スペーシア ギア」とスペーシアシリーズの画像を見る(60枚)
スズキ「スペーシア」は、2013年2月に初代が誕生した軽スーパーハイトワゴンです。後席左右にスライドドアを備え、高い全高とともに広い室内空間を有し、ファミリー層を中心に幅広い世代から支持を集めています。
ダイハツ「タント」やホンダ「N-BOX」など各社もいまもっとも力を入れる人気ジャンルで、現行型は2017年12月にフルモデルチェンジした2代目です。
現行スペーシアは、ベーシックなスペーシア(標準モデル)と、エアロパーツでカスタマイズした「スペーシア カスタム」がまずデビューしています。
その1年後の2018年12月、SUV風のクロスオーバーモデル「スペーシア ギア」が追加され、再注目を集めました。
人気の高い軽スーパーハイトワゴンジャンルでクロスオーバースタイルは、ホンダやダイハツのライバル車には存在せず、スペーシア ギアはその個性の強さからシリーズ人気の底上げを果たしています。
搭載されるエンジンは3.1psのモーターによるマイルドハイブリッド機構が備わった660ccの自然吸気タイプ(52ps/60Nm)に加え、スペーシア カスタムとスペーシア ギアには同ターボ付き(64ps/98Nm)の2タイプが用意され、それぞれFF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)が選択可能です。
そんなスペーシアシリーズは、明確に個性が分かれた3つのスタイルを持つことで他社との差別化に成功。ユーザーの幅広いニーズに応えています。
2020年度(2020年4月から2021年3月まで)のスペーシアシリーズの販売台数は14万5319台。これは人気No.1のホンダ N-BOX(19万7900台)に次ぐ第2位の実績を誇ります。
さらにスペーシア ギアの派生モデルとして、特別仕様車の「スペーシア ギア MY STYLE(マイスタイル)」も2021年12月に新設定されるとともに、スペーシア、スペーシア カスタム、スペーシア ギアの各モデルが、フロントマスクのデザイン変更や内装の仕様変更などを伴うマイナーチェンジを実施し、現在に至っています。
2021年度(2021年4月から2022年3月まで)のスペーシアシリーズの販売台数は10万3605台と、前年度より落ち込みをみせているものの、依然2位の実力を保ち続けています。
■2022年8月デビューの新型「スペーシア ベース」は4ナンバーの「軽商用車」だ!
そして2022年8月に新たに追加された新型スペーシア ベースは、他のシリーズとは大きく異なる特徴を持ちます。
まず、他モデルが軽乗用車(5ナンバー)なのに対し、新型スペーシア ベースは軽商用車(4ナンバー)であることが最も大きな違いです。
搭載エンジンも、マイルドハイブリッド機構が備わらない660ccの自然吸気タイプ(52ps/60Nm)のみの設定となります。FFと4WDが選べるのは他のシリーズ同様です。
外観は、カスタマイズ仕様のスペーシア カスタムのフロントマスク、ただしマイナーチェンジ前のデザインを移植。カスタム特有の押し出しが強いメッキ加飾に代わり、ブラック塗装化。シンプルながら強い存在感を手に入れています。
内装も他のモデルとは大きく異なります。
後席は小型・薄型に簡素化され、床下収納可能です。フラットな床面を持つ荷室は「マルチボード」でさらに多彩なシートアレンジが可能となります。
ネット通販などで需要が高まる小口配送向け貨物積載の用途のほかにも、車中泊やワーケーションといった個人ユーザーの用途にも幅広く活用できる間口の広さが、新型スペーシア ベースのユニークなポイントです。
いずれにせよ乗用車版のスペーシアとは違い、基本的に前席1名もしくは2名乗車の利用に割り切り開発されたことがわかります。
※ ※ ※
4つ(特別仕様車のスペーシア ギア MY STYLEを加えれば5つ)のラインナップが勢ぞろいしたスズキのスペーシアシリーズ。
そのいずれも個性が強く、今後も引き続き軽スーパーハイトワゴンや軽貨物車のジャンルで大きな存在感を示し続けそうです。
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みんなのコメント
間違ってんぞ。