F1第2戦シュタイアーマルクGP終了直後、同GPを6位と7位で終えたレーシングポイントに対してルノーが抗議を提出した。しかしながら、レーシングポイント側はそれに反発する姿勢を見せている。
昨年のメルセデスのマシン『W10』に酷似していると言われてきたレーシングポイントRP20だが、ルノーは抗議の理由として、RP20のフロントとリヤのブレーキダクトのデザインがメルセデスと似ている点を指摘している。
■ルノーが抗議! レーシングポイントとメルセデスのブレーキダクトの類似性とは?
FIAのスチュワードはルノーの抗議を受け入れ、この問題は今後調査されていくことになった。レーシングポイントとルノー、そしてメルセデスは証拠の提出を求められることになる。
レーシングポイント側は声明で次のように述べている。
「BWTレーシングポイントF1チームは、誤解と乏しい情報に基づいた抗議があり、シュタイアーマルクGPのリザルトが疑問視されていることについて、非常に失望している」
「あらゆる不正行為の疑いに関しては、断固として否定する。チームはレギュレーションが正しく適用されていることを保証するために必要なあらゆる措置を講じる」
レーシングポイントはまた、2020年のマシンデザインに関してどういったことをしてきたか、これまでFIAに十分な情報を提供し続けてきたと主張した。
「シーズン開始前、チームはFIAと協力し、RP20のデザインの成り立ちに関する全ての疑問に対応し、納得させた」
「チームが回答を提示すれば、抗議は却下されることになると確信している」
とは言え、仮にルノーの抗議が認められた場合、レーシングポイントは難しい状況に陥る可能性がある。現在のダクト設計を継続使用する中で、シーズン中にそれらが違法と判断された場合、それまでのリザルトやポイントを失う可能性があるからだ。また、それによってデザインを変更することを余儀なくされたり、2019年バージョンに切り替えることも、いくつかの妥協を生むことになるはずだ。
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