BYDはジャパンモビリティショー2023にDENZAブランドの最上級ミニバン、D9を出展する可能性が高いことがわかった。どうやら日本でも受注開始となるようだが、これはまさにBYD版のアルファード/ヴェルファイアじゃないか!
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、BYD
アルファード/ヴェルファイアに待ったをかける!? BYDのフラッグシップミニバン「DENZA D9」がモビリティショーで予約受注開始か?
■ボディサイズはアル/ヴェルを凌ぐD9!
2023年4月の上海モーターショーで出展されていたDENZA D9
そもそもDENZA(騰勢)はBYDとメルセデスベンツとの合弁企業として2010年に誕生したメーカー。2代目メルセデスベンツBクラスをベースとしてDENZA500を2014年に送り出している。
そのDENZAが2022年から中国では受注を開始させたのが今回、ジャパンモビリティショー2023で出展されるDENZA D9だ。中国市場では受注からわずか2カ月で3万台を突破しているというからその人気ぶりがわかる。
こちらは3列シート版のD9。実際に担当もシートに座ってみたが、かなり快適だった
D9のボディサイズは全長5250×全幅1960×全高1920mm、ホイールベース3110mmという堂々たるもの。アルファードが全長4945~4950×全幅1850×全高1935~1950mm(ヴェルファイアは全長のみ4935mmとなる)、ホイールベース3000mmなので、D9のサイズはアルファード/ヴェルファイアを凌ぐビッグサイズミニバンとなる。
パワートレーンは直4の1.5Lターボにモーターを組み合わせたPHEV、それにBEVの2種類を設定。いずれにせよ電動モデルのみの設定となっている。
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