ヤリスが約1万4500台、ヤリスクロスは6700台、GRヤリスは700台
2020年9月の新車販売台数において「トヨタ ヤリス」が2万2066台(自販連調べ)と、登録車としては久しぶりに2万の大台を突破しました。
さらに、軽自動車の販売トップである「ホンダ N-BOX」の1万8630台(全軽自協調べ)を超えて、登録車と軽自動車をあわせた新車販売ランキングでもトップ。登録車が2万台を超えるのも、軽自動車のトップより売れるのも、どちらも3年以上ぶりです。
とはいえ、自販連のランキングは“通称名”でまとめた数字となっています。つまり、ヤリスの中には、ハッチバックの「ヤリス」はもちろん、SUVの「ヤリスクロス」、スポーツモデルの「GRヤリス」も含まれます。では、その比率はどうなっているのでしょうか。
トヨタ広報部に問い合わせたところ、その回答は以下のようなものでした(下二桁は省略した概算値での回答)
ヤリス 7100台
ヤリスハイブリッド 7500台
ヤリスクロス 2200台
ヤリスクロスハイブリッド 4500台
GRヤリス 700台
通称名別の比率でいうと、ヤリスが66%、ヤリスクロスが31%、GRヤリスが3%。SUVムーブメントの中心にいるヤリスクロスの比率を高く感じるか、低く感じるかは人によって評価が変わるでしょうが、価格が手頃なモデルのほうが多いという予想通りの結果となりました。
ヤリスクロスではハイブリッド車がガソリン車の倍売れている
見方を変えて、ハイブリッドとガソリンエンジン車の比率を見てみると、55:45となってハイブリッド優勢となっています。通常のヤリスではガソリンエンジン車のほうが多いのですが、ヤリスクロスではハイブリッドがダブルスコアで多くなっていることが、ヤリスシリーズ全体でのハイブリッド比率を高めています。
これはベーシックなハッチバックは手ごろなガソリンエンジン車の人気が高く、付加価値商品ゾーンのクロスオーバーSUVではハイブリッドパワートレインを求めるユーザーが増えるということで、ユーザーマインドも微妙に異なっているようです。
ヤリス、ヤリクロス、GRヤリス。いずれも、それぞれのカテゴリーで玄人筋からも高く評価されているモデルですし、コストパフォーマンスの高さも市場で評価されています。コロナ禍で自動車販売が落ち込んでいるといわれる中、こうして月販2万台オーバーの数字を叩き出すのは流石で、これまで軽自動車に押され気味だった登録車が復権の狼煙(のろし)を上げる、象徴的な出来事になるかもしれません。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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みんなのコメント
そりゃ必死にネガキャンするわな(笑)