画角180°の広角カメラ内蔵
photo:Masanobu Ikenohira(池之平昌信)
数あるスズキ・ジムニーのドレスアップパーツのなかでも、この5月に話題となったのが、車載電装パーツメーカー「データシステム」が発売したオリジナル・フロントグリル。
5月20日に、ジムニー/ジムニーシエラ用について、カメラ内蔵タイプ/カメラなしタイプの2種類を受注開始したのだが、早くも売れ行きが好調という情報が届いた。
とくに写真のカメラ内蔵タイプが好評で、同社サイトで「ジムニー用フロントグリル発売記念キャンペーン」を5月末にかけて開催したのだが、編集部が確認した時点でキャンペーン対象枠の数量が残りわずかになっているようだ。
デザイン面の特徴は、純正グリルでは5連の縦長スリットを採用しているのに対し、本製品は水平に伸びるストレート・スリットが4本並ぶ意匠になっていること。
小さくて躍動感のある純正ジムニーの姿が、重厚感のあるシックな出で立ちにイメージチェンジされているのだ。
“飾りビス調”がポイント
カメラ内蔵タイプは、水平画角が180°に達する広角カメラを、グリルの中央に後付け感なく埋め込んでいる。
ラフロードのアクティビティで広い視野が欲しいときや、日ごろ左右の見通しが悪い路地を行き来するユーザーなら重宝するだろう。
そして、フロントフェイス全体の質感を高めているのが、ヘッドライト周りの“飾りビス調”に仕立てたキャップボルト。
こうした細かな作り込みが、街を行くジムニーとは違ったテイストを与えている。
ドレスアップに加えて、カメラシステムまでスマートに増設できるのは、アフターパーツ総合メーカーならではの技。そこがユーザーの関心を集めたようだ。
データシステムのオリジナル・フロントグリルの価格は、下記のとおりとなっている。
フロントグリル(AER-464-G1/カメラ内蔵タイプ):5万5000円
フロントグリル(AER-464-G2/カメラなしタイプ):4万4000円
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